シャープが経営困難に陥っていることは周知の事実だと思います。支援の銀行団も強力なリストラを要求しているようです。リストラの一環としてアメリカの太陽電池子会社は売却したようですが、太陽電池事業自体には更に投資して事業を継続していくようです。
ソーラーフロンティアも太陽電池事業には投資して拡張しているようですが、こちらは比較的好調なので追加投資も判らないでもありませんが、経営の厳しいシャープが太陽電池に投資するのは良く分かりません。
シャープは確かに日本の太陽電池の老舗ではありますが、そのために太陽電池を離せないとしたらとても危険でしょう。エネルギー関連事業自体はこれから伸びるとは思いますが、果たしてそれが太陽電池生産なのか、かなり気になるところです。
将来のエネルギー事業への展開を目指しているとしても、それには時間がかかり、シャープにそれだけの体力が残っているのか、いろいろ気になることは多くあります。
もちろん、私ごときにビジネスの将来など読めませんが、シャープに限らず、日本の太陽電池事業が中国に追い込まれて厳しくなっていることには気になっていました。この状況での事業の継続は大変でしょう。
復活の可能性があれば良いのですが。
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