小さめの低圧発電所の過積載はどうあるべきか。パワコン40kWのジレンマ。

昨日のブログでは190%近辺の過積載のお話を書きました。

それではより小さな発電所の場合はどうでしょうか?

 

例えばパネルが60kW程度設置できるような発電所をイメージしてみてください。

この場合の最適なPCS容量はどのくらいでしょうか?

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パネル60kWにどのくらいのパワコンを用意すべきか?

過積載率200%を目指す人であれば即答で「パワコン3台!」とお答えが帰ってきそうですよね。

しかしそれがベストの答えでしょうか?

 

過積載率200%というと関東あたりでは8〜10%近辺のピークカットが発生してもおかしくありません。

条件がいいところだともっとピークカットする可能性もあります。

パネル60kWというと概算発電量は年間6万kWhでしょうか。

18円ですと年間120万円くらいの売電量になります。

この10%というと12万円です。

これは見逃せない数字です。

 

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僕であればこの場合は4台構成で40kWのPCSを用意します。

理由は上で述べたピークカット対策です。

パワコン1台は工事費込みで40万くらいではないでしょうか?

であればピークカットだけで見ても3〜4年で元が取れてしまいます。

 

もっと日射のいい場所であれば5台使ってもいいかもしれません。

昨日の記事にコメントをくれた例では「沖縄では110%でもそこそこピークカットがある」というお話でした。

 

過積載とはなにか?

過積載という考え方は基本的には50kW未満ギリギリで攻めるやり方なんです。

あくまでもこれが前提。

(最近ようやく気がつきました)

もちろん初期のパワコン費用を落としたいのであれば削るやり方もあります。

30kWで認定をとっているのであればもういじれませんからそこで攻めるのもありです。

 

なんですがこれから認定を取るのであれば140%〜150%近辺になるように調整するのもいいんじゃないかなと思います。

 

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2 Comments

借金大好きhamasakiさん

SUN33さん

連日コメントありがとうございます。
そうですね。
沖縄ですとそんな感じがいいのかなと思っていました。

沖縄は冬は雲が多く、またそこも悩ましいところではないですか?

Reply
SUN33

私の設備は、過積載(110%)にはしていません。
1分に1度のペースで発電監視していますが。
沖縄は、入道雲が多いので波形がノコギリになっています。雲の動きがわかります。
ピークカットは、10時~15時までの間です。
実測値では、私が考えるに、過積載の最適値は、135%程度が良いのではないかとの結論です。
*地域差、条件も違いますので他の地域の最適値は、なんとも言えません。

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