リニューアブル・ジャパン（RJ）は12日、インフラファンド市場に上場する日本再生可能エネルギーインフラ投資法人にTOB（株式公開買い付け）を実施し、非公開化すると発表した。買付代金は最大230億6800万円。太陽光発電など再生可能エネルギー発電設備の保有と運営を一体化するのが非公開化の目的。日本再生可能エネルギーインフラ投資法人はRJがスポンサーとして2016年に設立（上場は2017年）したが、発電所の売買価格が上昇する中で、ここ1年以上、新規の発電所を取得できていない状態が続いている。
買付主体はRJの傘下企業が設立したアールジェイ7号（東京都港区）。投資口1株あたりの買付価格は11万5000円で、TOB公表前日の終値10万3900円に10.68％のプレミアムを加えた。買付予定数は20万598口。買付予定数の下限は13万3732口で、RJが所有する1.53％と合わせ全投資口の3分の2以上となるよう設定した。買付期間は5月13日～6月23日。決済の開始日は6月30日。公開買付代理人は野村証券。
RJは2012年に設立し、太陽光、風力、水力など再生可能エネルギー発電の開発、運営・管理を手がけている。2021年12月に東証マザーズに上場（2022年4月東証グロース上場に移管）した。
引用元 M&Aオンライン
10%のプレミアが妥当かどうかは分かりませんが、この買付価格だとマイナスになる人はほぼいないのでまずまずなのでしょうかね。今回のTOBは全てスポンサー絡みの出来レースのような印象を受けております。
今後新規の発電所の取得が難しい、稼働済み発電所の高騰といった事が予想されるため、他のインフラファンド銘柄も同じことが起きる可能性があります。個人的には継続して分配金を受け取るだけで良いのですが、こういう出口もあるのだと勉強になりました。
私は残念！？ながらこちらの銘柄は保有してないので影響ありませんでした。売却再投資の影響か保有銘柄が多少上がったのが間接的な恩恵でしょうかね。
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