家庭用太陽光も10年ほど経過したものがかなり増えてきて、パワコンの故障もちらほら見受けられます。
大体の国産メーカーは当時から10年保証をつけていました。
なので10年未満であれば無償で修理対応してもらえていました。
ですが10年経過後は実費での修理となります。
当たり前の話なんですが、問題となるのは故障を修理してもまた故障が発生する可能性が多々あるという事です。
何の話かと言いますと、マルチストリングパワコンの故障はストリング毎の基盤がダメになる事が多くて、4系統パワコンや3系統パワコンだと修理しても、またその半年後に違う基盤がダメになるよというのがそこそこの確率で訪れる事になるのです。
そして一回の基盤交換にかかる費用はメーカーからの請求で○万円、そこに販売店の利益が乗ると10万円までは行きませんがそれに近い金額となります。
お客さんにしてみたらなんじゃそりゃってなりますよね。安くない金額で修理して、また故障発生して有償修理だなんて納得いかないと思います。
例えば3系統パワコンで1系統死んでも発電は2系統分なされます。
卒FITの方ですと、正直修理金額に見合った発電もしないし修理しなくていいやという選択を取る人も増えていくのでは無いでしょうか。
パネルは問題無いのにもったいないですよね。
それを考えると昨今の事業用売れ筋パワコンは良く考えられていると思います。
壊れたら新品交換すれば良い、しかも交換しやすい設計になっているのですから。値段安いですし。
やはり保証が切れたあたりのタイミングでリパワリングした方が良いのかな、
国産パワコンも頑張って欲しいところです。
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