北電も燃料調整単価の上限撤廃

(カテゴリ: 太陽光)
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他電力に追従してついに来ました、北電も12月から上限撤廃です。

とはいえ、今回は従量電灯契約を除く低圧プランなので、影響があるのは主に従量電灯契約から割安な自由契約プランに移行した方、オール電化住宅の方です。

特にオール電化住宅の方は消費電力量が大きいのでかなり影響がありそうです。

 

さて私が心配しているのは、これを機運に泊原発の再稼働に拍車がかかるのではないかという事です。

先だって岸田首相が発表された原発再稼働の推進案には泊原発は入っていませんでした。

断層問題はクリアーしましたが、まだ再稼働に向けて準備している段階のようです。正直なところ今の北海道の電力需要は原発が無くても間に合っていて、今後も人口減の影響から需要が増えるとは考えにくい状態です。

老朽化した火力発電所を動かしているから、電気料金安定化のために原発の早期再稼働をめざしますと電力会社は謳っていますが、様々な大人の事情が透けて見えます。

 

実は今年の4,5,8月の連休前後の北海道で出力抑制が実行された際、東北電力から最大で43万kWほど受電しているのです。元々実行された出力制御自体が北海道では30分とかごく軽微なものなので、東北電力側の抑制を最小限にとどめ再エネを有効活用するための結果だと思います。

 

北海道はこれから着工に入る太陽光と風力の大型の未稼働案件が多数あります。それらが動いた上で、原発も動いたらどのくらい抑制がかかるか想像もつきませんね。

 

mtssunさんが頻繁に発信されているオフライン制御についても現状の単月で売上の10%カットはひどいと思います。利潤配慮期間だからこれぐらいしても大丈夫だろうという考えなのか分かりませんが、リスクを負って始めた先行者を軽視していると思います。これも太陽光をやっていない人にしてみればエゴにしか聞こえないかもしれませんが、ちょっと難しい問題ですね。

 

文章にすると不安を煽っている感じになっちゃいますが、私自身はルールを熟知した上で自己責任で事業を始めているので今さら何が起きてもあまり驚かないし、先の事はその時考えれば良いと楽観的に考えています。空室になったら収入ゼロの不動産より全然リスク低いですし笑

私が発電ムラを知った時には既に販売終了になっていましたアテルイの里の分譲太陽光は確か36円単価だと思いましたが、抑制等どんな感じなのか気になりますね。

駄文をつらつらと書いてしまいましたが、次はまた違った話題を書きたいと思います。

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