ちょっと雑学(2)

(カテゴリ: 雑学)

遠隔監視装置のソーラーレモンが届いたので、電流センサ(CT)をどう取り付けようか考えていました.ソーラーレモンはCTで電流を計測記録するのみですが、5ch単位で増設できるのでパワコンごとの監視が可能です.

CTは電流が流れる事によって生じる磁場を介して電流値を巻線の巻き数に応じて変換するのですが、そもそもなぜ電流が流れると磁場が出来るのか知らないことに気づきました.教科書で習ったまま何の疑問も持たずに46歳までなっていました.

電線は銅製ですが、電流が流れていてもいなくても、電子と原子核中の陽子の数は同じで電気的には中性のはずです.つまり外部に影響が現れることは無いはずです.

調べてみたらちゃんと説明がされていたのですが、これがアインシュタインの特殊相対性理論を持ち出さないと説明出来ません.といいますか、この問題があったからこそ特殊相対性理論に至ったとも言えます.

電流とは電子の流れですが、もし電子と同じ速度で移動しながら観測したとします.すると、原子核(陽子)は逆方向に流れているように見えます.物体が移動すると特殊相対性理論に従いローレンツ収縮により物体が縮みます.すると、陽子の密度が高くなり、銅線はプラスに帯電した状態になります.電荷があると電場が出来ます.

しかし、私たちは止まった状態で観測するので、電場ではなくて磁場として見えます.エネルギーで見ると磁場も電場も同じです.電子の立場で観測すると電場、止まっていると磁場に見えます.電場か磁場であるかは観測者の状態によって決まります.

という理解が正しければ、電磁石やモーターを使ったり、CTでの電流測定をしているだけで相対論を実感出来ている事になります.

 

よりそいプラン 太陽光発電ムラ市場メルマガ登録

太陽光発電ムラ市場セカンダリ無料査定



太陽光発電ムラ市場 パワコンの電気代を10分の1に!

コメントを残す