マキタの草刈り機とハイコーキの草刈り機を比較すると、一長一短でなかなか評価が難しかったのですが、ややハイコーキ有利な状況でした。そこにマキタから決定版が登場した。型番はMUR195UDシリーズ。
マキタの18V草刈り機の弱点
- フロントモーターで重心が先にあるので素早く振れない・重心もずれているのでずっと持ち上げなければいけないため、腕がつかれる
- 飛散防止カバーの形状がいまいちで草が詰まりやすい
- 肩ベルトが薄っぺらい
ハイコーキの18V草刈り機の弱点
- グリップスイッチがワイヤー駆動なので重い(特にループハンドルタイプが重い、36V上位機は軽いのに)
- 肩ベルトと本体の接続がワンタッチじゃない従来タイプを使用しているので装着が手間
以上の両者の弱点をすべて克服したのが、マキタのMUR195UDシリーズのようで、実際メーカーの宣伝動画でもそこをアピールしているため、ちゃんとマキタは弱点を認識して改善してきたようです。
さらに、回転数調整が3段階のみだったものを連続可変レバーを搭載しました。連続可変タイプは、10年ほど前は普通だったのですが、これだと飛び石を最小にしつつ、回転が止まらないぎりぎりに調整ができ使いやすかった印象があります。
36V機はすでに類似品が発売されていましたが、18V機を期待していた人には、ついに究極の製品が登場したといえるのではないでしょうか。マキタ→ハイコーキ→マキタと再び乗り換えをするのか、悩ましいところです。
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