ご覧のような一面クズの生い茂った空き地。ここは発電用地ではないですが発電所の隣地でもこのような放棄状態になることがままあります。
これまではチップソーかナイロンコードしか使った経験がなかったのですが、このような藪では3枚刃がよいという評判を聞きました。
おそるおそる使ってみると、ナイロンコードのように草を飛ばしてくれ、低回転でも十分に粉砕でき、ツルの巻き付きも少ない。低回転だから電池の消耗も少なく、コンクリートにあたっても、ギアシャフトが破損するほどの衝撃にはならないようです。
チップソーで困るのは、このような放棄地では、通常の雑草の上にツルが乗っているため、下を刈り払っても上の草が残り、上段&中段&下段と振る回数が増えがちです。
ナイロンコードでは当たった草を飛ばしてくれるものの、草が多すぎるとパワー不足になりがちで、電動草刈り機では電池もすぐになくなってしまいます。電池も急速放電のため熱くなります。またツルの巻き付きも多い。
3枚刃は、主に水平方向に動かさないと切れないチップソーと違って、上下&斜めに動かしても良く切れ、さらにナイロンコードよりもダイレクトに力が加わり粉砕と同時に草を吹き飛ばしてくれてちょうどいい感じです。
まとめ:草刈機の刃は刃数が少ないほど当たったものを吹き飛ばす力が大きいため注意を要するが、草の種類によっては適度に飛ばしたほうが刈った草が刃に乗らず刈りやすい。高回転が必要なナイロンコードよりも電量消費が少なく、バッテリの数が限られる電動草刈り機でやぶに挑むときは3枚刃の活用が効果的。(3枚刃のことを海外ではブッシュ(やぶ)カッターというようです)
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