・割れた茶碗は、もとに戻らない
・寄りを戻す
この二つの言葉は、人間関係の本質を、
とても端的に表しているように思います。
割れた茶碗は、いくら丁寧に接ぎ直しても、
「割れる前の茶碗」には戻りません。
形は似ていても、時間はすでに通過してしまっているからです。
それは、過去が不可逆である、という事実を
私たちに静かに教えています。
一度壊れた関係も、
元どおりに戻そうとすればするほど、
かえって無理が生じることがあります。
同じ扱いをしているつもりでも、
以前と同じ前提で接してしまうことで、
ほんの小さな衝撃が、再び亀裂を生む。
この意味で、
「割れた茶碗は、もとに戻らない」という言葉は、
関係の限界を語る言葉なのかもしれません。
・寄りを戻す
これは、生糸を生産する過程で使われる言葉です。
蚕から取り出した繊維を、少しずつ伸ばし、
ひねりながら一本の糸にしていく途中で、
糸が切れてしまうことがあります。
けれど、切れてしまっても、
その糸をもう一度ほぐし、撚り直してあげれば、
再び一本の糸になるのです。
私たちは、人とトラブルになったとき、
事実関係を一つひとつ読み解き、
原因を見つめ、考え方や行動を改めることで、
「寄りを戻す」ことができる、という意味で
この言葉を使うのでしょう。
『もう、寄りを戻すことは、できないの?』
割れた茶碗の話と、寄りを戻すという言葉。
どちらもトラブルから生まれる話ですが、
もちろん、トラブルを起こさないことが一番です。
それでも、
この言葉を知っているかどうかで、
人との向き合い方は、少し変わるのかもしれませし
この問いは、相手に向けられているようでいて、
実は、自分自身のあり方を問う言葉なのかもしれません。
でわでわ。ほなさいなら
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