ウェザーニューズが太陽光発電向け高精度データを電力市場に提供

(カテゴリ: ニュース記事)

ウェザーニューズが太陽光発電向け高精度データを電力市場に提供するといった記事をみつけましたので、できるだけ分かりやすく説明していきたいと思います。

この記事を読むと、このようなことが分かります。

  1. どのようなサービスなのか?
  2. 太陽光発電事業者にとってどうようなメリットがあるのか?

ではさっそくやっていきたいと思います。

1.どのようなサービスなのか?

電力事業者が高精度に日射量の把握や太陽光発電量を推定するためには、発電場所の気象観測データが必要となりますが、日射量は気象庁の観測地点が全国約50カ所と限られています。
そうなると自社で観測機を設置できない場合は、観測地点から数十㎞以上も離れてしまうため、十分なデータ活用ができないことがあります。
そこでウェザーニューズは電力市場向けの気象データセット「WxTech for energy]において実況解析データの提供を開始。
解析データは全7の要素(気温、全天日射量、降水量、風向、風速、相対湿度、天気)についてリアルタイムに解析し電力事業者の運用に適した30分間隔、1㎞メッシュの高解像度で提供。
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日射量の実況解析データ
(2021年4月4日10時30分、赤色ほど日射量が多い)

2.太陽光発電事業者にとってどうようなメリットがあるのか?

日射量や太陽光発電量を高精度に推定できることで、発電量の実績との比較が可能となるため、例えば日射量の解析実況データに比べて発電量が十分でないといったことを見つけ出すことができることから機器の故障を迅速に検知して、きめ細かいメンテナンスを施すことが可能となり、発電量を高く維持することができるとしている。
6月からは過去の気象予測データの提供も始め、電力会社が発電量や電力需要をAIで予測するシステムを導入する動きを受けたもので、AIの学習用データとして活用してもらう狙いがあるようです。
背景には2022年に始まる再生可能エネルギーの市場売電価格に補助金を上乗せするFIP制度などがあり、そのニーズを受けてのデータ提供という。

・まとめ

私のような素人発電事業者には、このサービスにどの程度の価値があるのか分かりませんが、太陽光発電事業者にとって天候や日射量は切っても切り離せない問題ですので、多くの発電事業者にとって利用価値のある良いサービスになればと思います。

それでは、今日は以上とさせていただきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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