発電所の運営にかかわる主な固定費はこんなかんじです。
①土地の固定資産税(借地でやっている場合は土地賃料)
②発電設備の償却資産税
③設備機器の損害保険コスト(財産補償、休業補償、賠償責任)
④除草、防草コスト
⑤パワコンの待機電力コスト
⑥遠隔監視コスト
①②は導入時に決まってしまい、運営中に削減する余地はなさそうですが、
③④⑤⑥は、削減できるんじゃないかなと思います。
今回は⑤パワコンの待機電力コストに関してです。
結果:月々1500円の削減 20年間で36万円の削減
削減前
第1発電所 三相10kWパワコン4台 契約先:旧電力 低圧電力契約容量0.5kW 月々800円ぐらい
第2発電所 単相5.5kWパワコン7台 契約先:旧電力 定額電灯契約容量7台 月々1400円ぐらい
削減後
第1発電所 契約先:中部地方のガス販売系の新電力 低圧電力契約容量0.5kW 月々700円ぐらい
第2発電所 契約先:基本料無料の新電力 従量電灯A契約容量15A 月々10円ぐらい
第1発電所は、低圧電力を扱っていて基本料金が割安な新電力をみつけるのに苦労しました。
第2発電所は、たまたま現地にメンテナンス用のコンセントを設置する必要があり、旧電力会社さんのルールに従った結果、定額電灯から従量電灯Aにきりかわり、競争原理が働く従量電灯マーケットで割安な新電力さんをみつけられたので、100分の1以下に電気代を削減できました。
ちなみに使用電力量は、第1発電所が月々25kWh、第2発電所が月々0.3kWhぐらいです。
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