世界のエネルギーが通る細い首 ― マラッカ海峡という地政学(1)

(カテゴリ: コンサル, 太陽光)

第一部

世界経済の“首”を握る海峡

世界の海上物流には、いくつかの「チョークポイント」と呼ばれる場所があります。
船が必ず通らなければならない、いわば“細い首”のような場所です。

その中でも、アジアにとって最も重要な海峡が
マラッカ海峡
です。

この海峡は

  • インドネシア

  • マレーシア

  • シンガポール

の間にある細長い海峡で、長さは約800km。
最も狭い場所では 幅は約3kmほどしかありません。

しかし、この海峡を通る船の量は驚くべきものです。

世界の海上貿易の
約25%

そして原油輸送は
1日1500万バレル以上

がここを通過します。

つまりこの海峡は

「アジア経済の動脈」

と言える存在です。

特に影響を受けるのは

  • 日本

  • 中国

  • 韓国

といったエネルギー輸入国です。

例えば日本の場合、
中東から運ばれる原油のほぼすべてが

ホルムズ海峡

インド洋

マラッカ海峡

日本

というルートを通ります。

つまり

ホルムズが“出口”なら
マラッカは“入口”

なのです。

このため、もしこの海峡が止まれば
アジアのエネルギー供給は一気に混乱します。

でわでわ。ほなさいなら

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