世界のエネルギーが通る細い首 ― マラッカ海峡という地政学(2)

(カテゴリ: コンサル, 太陽光)

第二部

海賊・衝突・事故…繰り返されるトラブル

マラッカ海峡は交通量が多いだけでなく、
歴史的に様々なトラブルが起きてきました。

その代表が「海賊問題」です。

2000年代初頭、
この海峡は世界で最も海賊被害が多い海域でした。

小型ボートで接近し

  • 船員を拘束

  • 貨物を奪う

  • 船を乗っ取る

といった事件が頻発していたのです。

しかし沿岸国である

  • インドネシア

  • マレーシア

  • シンガポール

が共同パトロールを始めたことで
状況は大きく改善しました。

それでも問題が消えたわけではありません。

海峡が狭いため

  • 船舶衝突

  • 座礁事故

  • 油流出

などのリスクは常にあります。

例えば2017年には

USS John S. McCain
(アメリカ海軍の駆逐艦)

がタンカーと衝突する事故が起きました。

また、巨大タンカーが事故を起こせば
海峡は一時的に封鎖される可能性もあります。

これは2011年に

スエズ運河
で発生した座礁事故と同じ構造です。

つまりマラッカ海峡は

軍事だけでなく
事故でも止まりうる海峡

なのです。

でわでわ。ほなさいなら

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