4月についに来た、出力抑制かかるかも報告。
現状北海道の太陽光発電の導入量が約250万kW
電気の需要が少ない時で250万kWなので今回の連休に関してはよっぽど条件が揃わなければ抑制は起きないでしょう。
ですが、今後各再エネの導入量が増えていけば抑制がかかるのは時間の問題でしょう。
それよりも、もっと私達にとって問題なのは泊原発の再稼働です。
現在1,2,3号機とも稼働しておりませんが、再稼働に向けて着々と準備が進められております。
その出力ですがそれぞれ57.9万kW57.9万kW91万kWで合計206万kWが常時発電される事になります。(定期点検を除く)
そうなると微調整の火力を除いて太陽光などの再エネ及びバイオマスは出る幕が無くなってしまいます。
優先給電ルールによると原発は最優先のようなので、暖房の需要が無い春から秋口の工場が休みの日には常に抑制がかかると考える方が自然でしょう。
正直、そこまで深刻なものとは考えずに太陽光の導入を進めてきましたが、(お客様に販売もしてきました)調べれば調べるほどめまいがする話ばかりです。
表面利回り10%ちょいの分譲で年間の制御率10%でいくと、支払いギリギリ、メンテ代10万として固定資産税分赤字、さらに電源基本料金、10年後からの廃棄費用積み立てetc
う〜ん、さすがにフルコースは吐き気がしますね。しかも制御率はもっと多いかもしれないと。
さすがに悲観しすぎかもしれませんが、支払い終わるまでに原発動いちゃうだろうな。
不動産投資に比べて空室リスクや修繕リスクが少ないのが太陽光発電の良いところだと思うんですが、その良い所以上にデメリットが増えてきちゃいました。
唯一の希望は自宅の10.02kW太陽光が抑制かかる前のルールで設置しているのでそっちは大丈夫かな。いや焼け石に水っすね。
ダラダラと綴りましたが、常に最悪の状況は想定して覚悟を決めておけば良いと思います。
こんだけ状況悪くなっても個人事業主として発電所を所有する事に後悔はありません。
むしろまだ始めて2年そこそこですが、勉強になる事がいっぱいあったのでトータルではプラスかなと思います。
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