www.amazon.co.jp より引用
太陽光発電所のメンテナンスに欠かすことができないともいえる除草剤噴霧器ですが、皆さんはどんな機種をお使いでしょうか?
この業界では、噴霧器といえばグリホサート系の散布に使うことが多いと思いますが、農家さんなどの用途は、除草剤に限りませんから、消毒用などいろいろな機種が存在して、複雑になっており、機種選定にもいろいろ悩まされると思います。
市場に存在する機種を私なりに分類すると、およそ3つあるようです。
価格帯・水容量・電源・噴射圧力
- 1万円以下クラス 容量5リットル 乾電池式 0.3メガパスカル
- 3万円クラス 容量10リットル 充電式式 0.5メガパスカル
- 5万円以上クラス 容量10リットル以上 充電式 1メガパスカル
まず、機種選定が難しいと感じるのは、除草専用機があまり充実していないことがあります。消毒用と除草用は薬剤が混じらないように分けて使用することを推奨されているわりに、除草専用機というのが1クラスに位置づけられる安い機種にしか存在しないのはどういうことでしょうか?
少し調べると、除草用には泡状ノズルが向いているといわれており、噴射圧力も0.3メガパスカルが基本であまり高い必要はないようです。その一方で、不具合の報告も多く、あまり安価な製品では業務使用に耐えない印象も受けます。また、そもそも除草向きのノズルが付属していない機種も多くみられます。
除草専用でかつ品質の安定した中価格帯の機種があってもいい気がします。
かといって、消毒用にしか使わないような高圧対応の機種は5万以上もして割高感があり、一日に10リットル以内の散布しかしない人には、そこまで必要性が薄い気がします。
マキタ製の噴霧器も人気ですが、中身は(一部のみ?)他社OEM品のようですし、そもそも低圧噴霧は電力的には乾電池でも十分こと足りるのに、18Vのリチウムイオンを投入するのはやや大げさな気もし、コストパフォーマンスもいまいちです。そんなこんなで、なかなかぴったりな機種がないなあという印象を持ってしまいます。
まあ、数千万円規模の太陽光ビジネスにおいては、実にみみっちい悩みではありますが。







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