前回のブログで「300万円の土地が51430円・・・実感するお金と実感しないお金の話」を書いてから、お金って何だろう・実感しない事って何だろうと考え益々人生迷子のmimaeでございます。
そうこうしていたら株価の下落もあり、世界で数十兆円?とかのレベルで価値が無くなってしまたり。
全く訳の分からない世の中だと思いつつも、株式や資本主義も大好物であります。
例えば全くコロナウイルスと関係ない会社、それこそ太陽光発電のインフラファンドでも世の中がリスクオフになれば株価が下落します。
実態は全く関係ないにも関わらず、時価総額は下がります。
全くお金とは不確かで適当なものだなぁ~と思います。
上手くお伝え出来るかわかりませんが、前回のブログでお伝えした様な減価償却や借入返済・損益等の会計的なもの「実感しないお金」って言うのは
会計上適正に計算し直す為の調整な訳なんです。
例えば1年目に工場を100億円で建てました。2年目から売上10億円それに対する経費が4億円掛かりました。
実際のお金は
1年目がマイナス100億円
2年目からはプラス6億円(10億-4億)です。
これはキャッシュフローです。
前回のブログで言うと「実感するお金」です。
でも工場は1年目だけに効果のある物ではなく、20年に渡って効果を発揮するものです。
それであれば1年目の100億を20年に割って経費を計上しましょうって話です。
工場を耐用年数20年だと毎年5億円の減価償却がかかります。
※20年は例えです。実際は細かく分かれています。
そうすると1年目はマイナス5億円、2年目からは10億の売上に対して経費は9億で利益は1億円となります。
これがこの工場の適正な会計となります。
会計って本来、適正な状態を皆さんにお伝えする為にあります。
適正に利益を計算しなければ、投資家を騙したり脱税したりしてしまいます。
大袈裟に言うと会計って正義の為にあるのです。
しかし最近は不正会計も多いですが、むしろ「お金」そのものの流れが不自然に歪められ過ぎて「お金」自体の価値がわからなくなって来たと思っています。
〇公的資金の流入
ほとんどの大企業にクジラと呼ばれる公的資金が入っています。
1部上場企業ならほとんどの企業の上位株主に「日本トラスティ信託口」や「日本マスター信託口」が入っています。
〇マイナス金利
先進国の多くでマイナス金利が導入され、つねにニンニク注射を打ち続け景気を下支えし続けました。
私達太陽光発電の事業者もマイナス金利に助けられた面は多々ありますが、ほとんどの会社としては金利がいくら下がっても資金需要が無ければ新規の借入の必要はありませんし、常に苦しい立場の零細企業には貸してくれません。
それ以外にも
・プライマリーバランス
・消費税
・株式の税率
・社会保障
等色々書きたいですが、このブログでは政治的な事は余り書きたくないのでこの辺りして、「お金」の話に戻ります。
つまり知れば知る程、政治・経済・行政の中心の人の思惑が非常に含まれた「お金」になっていまい、それらを利用できる人とできない人のハンデが非常に大きくなっています。
今も暴落を食い止めようと「クジラ」による買いが入っています。
世界の株価等を見ていると、グイグイと伸びる買いがあります。
確かにリーマンショックの様な事になれば沢山の人の生活が壊れるでしょう。
ただ私には一般の人の為に「お金」を動かしているようには到底思えません。
そういえば今年は日本もアメリカも選挙ですしね。
この様な国家ぐるみの粉飾決算をし、現実から目を逸らし続けていればやがて全ては崩壊すると思います。
「お金」がただの交換ツールであり保存方法に戻るべきです。
今では現実を覆い隠すツールになっています。
税務や会計の仕事をして来た身としては、非常に憤りを感じています。
縄文時代まで人々は狩猟採集を主として、比較的平和に集落で食べ物を分け合って暮らしていた様です。
現代人も縄文人の様に、全てを分け合って更に成功するようなモデルが創れないものかな?
そういう意味で「シェア」が気になっている単語です。
ネットを駆使すれば、もっとシェア出来るはずなんだよね。
縄文人のご先祖様が実践していたように。
もう所有と言う概念を無くしたらどうなるんだろう?それって共〇主義か?
株価について私は半分位の確率で暴落すると思いますが、より良い形で再生してくれるといいなぁ~
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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