電流センサ選定

(カテゴリ: CTセンサ, 遠隔監視)

AD変換部はマイコンで動き出しました。これに電流センサをつけて、さらに適正な電圧に変換する回路を設ければ、電流を計測することができます。電圧も同様です。

まずは電流の方から考えます。カレントトランスという電流センサを使います。CTセンサと呼ぶのがしっくり来る気がします(CT: Current Transformer) 。

CTセンサを使う一番のメリットは、AC200V系と絶縁できることですね。AC200Vに電気的に接続して5Vのマイコンを接続するというのは、何かと事故が起こりそうですから。

CTセンサは、私としては聞いたことはあっても使うのは初めてです。メーカーはどこがおすすめなのかなど、土地勘がなくてわかりません。Googleしてウェブをさまよって、次のものに決めました。

小型クランプ式交流電流センサ CTL-10-CLS (サンプル価格 1,500円/個)

メーカは株式会社ユー・アール・ディーというところです。

技術情報がウェブページに豊富に掲載されており好感が持てました。

出力電圧特性のグラフが掲載されており、それによると、100Ωの抵抗を(2次側に)接続したとき30Aにおいて1Vの出力が出ることがわかります。抵抗値を変えれば出力電圧も変わります。

30Aというのは、10kWのパワコン(三相AC200V)の一相の電流が最大で28.3Aなのでこれを踏まえています。1V出力は、マイコンのRX220が5V動作でありこの範囲に入っているので好適です。もう少し大きくてもよいですが、このあたりはオペアンプを入れて何とかすればよいような値です。

ウェブから見積もり依頼してまずは2個購入しました。

ではまた。

 

 

 

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