だいぶ時間が空いてしまいました。
電流センサとしてのCTセンサ(カレントトランス)はこの前説明しました。今回は電圧センサとしての電圧検出トランスを紹介します。太陽光発電の直流を交流に直すのがパワコン(パワーコントローラ)ですが、その出力電圧をモニタします。電圧は200Vです。
パワコン出力は電力会社と接続されるのであり、電圧はAC200Vでほぼ一定と考えて測定しない、という割り切りもあるかもしれません。しかしやはり電圧を測定することにします。時々刻々変化する電圧と電流とを掛け算して電力を求めるという基本に従うことにして、あとから発生するかもしれない種々の疑念が出ないようにしておきます。
下記を選定しました。というかそれぐらいしか見つからなかったのです。
●電圧検出トランス VT3510-A01 (入出力特性のグラフあり)
メーカー: 株式会社グローウィル (前社名: 興和電子工業株式会社)
所在地: 新潟県糸魚川市
●購入先: 電子通商株式会社 デンシ電気店 楽天市場店
●価格: ¥864-(税込)/個
とりあえず3個買いました。
ウェブの入出力特性のグラフから読み取ると、入力AC200V時に出力4.6V です。200Vを超えてAC300Vになったとしても大丈夫のようです。交流5V弱を5VマイコンのADCにつなぐのは抵抗で分圧してオペアンプをいれて何とかすればよいでしょう。
ではまた。
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