サツマイモの箱に「キュアリング処理済」というスタンプが押されているのを見たことありませんか? 収穫後のサツマイモを温度30度、湿度90パーセントで96時間ほど保管すると、サツマイモの表皮の下にコルク層が形成され耐寒、保存性がよくなるという。これがキュアリング。
安納芋と紅はるかは比較的寒さに強いのでやらなくてもいいと思うのですが、紅あずまは寒さに弱いようで、年末くらいには腐り始めてしまいます。
うちにはホームサウナがあるのでやってみました。電気コンロの上に水を張った鍋を置き、温度コントローラを接続。温度設定は30度オン、32度オフの設定です。開始2時間後30度に到達。鍋からも湯気が盛んに出てて湿度は90パーセントです。芋の表面もしっとりしています。このままうまくいくかなと思いきや、サウナと芋が32度以上に完全に温まると、電気コンロがあまり働かなくなります。すると湯気も出なくなり、湿度は下げってしまい70パーセントくらいに落ちてしましました。湿度を制御する回路も必要でしたね。失敗です。
温度コントローラはAmazonで安いのが手に入りますが、湿度となるとちょっと無い。自作するしかなさそう。過熱で蒸気を出すか、超音波加湿器を使うか。最も湿度は高いほうがいいので、コントローラなど介さず常時運転でもいいかもしれない。湿度90パーセント以上の環境下では加湿器は壊れると思うからホースで誘導した方が・・・
色々考えた結果「止めておこう」でした。4ケースの紅あずまのために何もそこまでやらなくても、さっさと食べるなり、売るなり、あげるなりした方が環境にもいい。
でも、来年の今頃またゴニョゴニョやってるような気がします。
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