しつこい男

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今月中ば、日本政策金融公庫に個人名義で融資申し込みをしてみた。雪で壊れた発電所の修繕費に充てるという名目である。

去年新規案件の購入資金の融資申込を自分が代表の法人名義でしている。その返答はNG。公庫の既存借入が結構あるし、決算書が赤字というのが理由。

夫婦と自分が代表の法人で合わせて6000万円以上借りている。彼らからすると結構な額のようだ。

彼らは、キャッシュフローがプラスでなく黒字を要求してくる。それを夫婦個人あるいは夫婦のどちらかが代表者である法人、彼らは関連企業と言っているが、関係企業全てに黒字を要求してくる。赤字があるとそこで返済余力がないとみなされる。うちの太陽光法人は赤字だ。減価償却費が原因である。しかし彼らはそんなの関係ねえという立場である。今後は草刈りの仕事で売上増やして黒字にしてやろうと思う。

であるが、太陽光とは全然関係ない別の売上が個人事業であり、それがコロナ融資の要件を満たしていたので、希望額には満たないが、承認が降りた。コロナ融資は結構柔軟に対応しているようだ。しかしこれが新規案件の購入資金とかだと、取り組みが結構難しいみたいなことはいわれた。

去年断られたのとは違う用途で、金額も少なめに申込んだのがよかった。同じことやったら断られるのは明白で、しつこいだけではうまくいかない。ありがたく、契約させてもらう。

ちなみに、関連企業で公庫の借入がないのは、嫁の太陽光法人だけになる。これで借入できれば個人法人コンプリートとなる。まあ多分無理だろう。

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