3つの資産評価。①格付け ②保全(担保) ③時価

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Twitterの「太陽光は信用棄損!?」論争、本当に勉強になります。

あのお二方の議論を追っていく中で感じたのは、まずもって、いろんな言葉の意味をしっかり腹落ちさせなきゃな、ということ。

「債務超過」は「格付け」で使う言葉

このツッコミの意味すら理解できませんでしたから・・・^^;

学んだことを自分なりに整理してみた

自分の理解を深めるために整理します。銀行の評価は主に2つあるそうです。

①格付け評価
②保全評価

①の格付け評価では、太陽光は簿価で見るため債務超過にはならない。もし、格付け評価で太陽光が0円評価になってしまう場合、町工場などを持つ会社は、漏れなく債務超過の烙印を押されてしまう。それはあり得ないと。なるほど。どうやら、格付け評価においては、太陽光の取得で債務超過にはならなそうです。

次に②の保全評価。ここが太陽光のまさに弱点。やまもんさんのnoteでは、山小屋、収入印紙、車の例で非常に分かりやすく解説されてましたが、山小屋の太陽光は、その換金性の低さゆえ、保全評価は0円(算定不能)になってしまう。

この弱点を補うには?そのシンプルかつ、明確な答えは「利益を出すこと」しかないわけです。BSの左側の下を上に上げ、償還力を示すこと。よく「実績を積んでから・・・」と言われるのは、②の保全評価のショート分を補うための「償還力」を見させてくれということ。そして、それを示す唯一のツールが「決算書」。経費を使い込み、節税という名で利益を削る行為は「償還力」を削ぐことに等しいわけですね。これまで、(経費を使って)利益を減らすと銀行評価が下がる、という抽象的な理解をしていましたが、「償還力」という言葉によって、より具体的な理解へと昇華できた気がします。

さて、最後の③時価評価。これは、いわば、②の保全評価の観点を取り入れた、作業用BSシート上での評価、という理解をしました。保全評価の胆は換金性、換金性の低い太陽光は、おのずと、この時価評価では価値が0円に落ち込むため、太陽光は取得した瞬間、「債務超過”状態”」になっているよ、ということなんですね。

とまぁ、とりあえず今日のところはこんな感じの理解です。
なんだか課題レポートの提出をしているような感覚ですが、学校のそれとは違い、非常に楽しいです。引き続き、よろしくお願いします。

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