保有資産に変動がなければ、取得年度の翌年、最初の申告をベースに2年以降の税額が自動的に決まってしまうので、自治体が初年度の申告資産を基に、自分で税額を計算できてしまう。
そこで、自治体に対して、「今年度の償却資産税のプレ申告データを送れ」と要求できる。プレ申告データとは、前々年以前に取得した償却資産の価格が最初の申告に基づき記入されており、日付などを記入するだけで申告書が完成する。いちいち帳簿見て申告書を作る必要がない。(ただしプレ申告データが正しいか確認は必要。)
頼まなくても勝手にプレ申告データを送ってくる自治体もあり、こういうのは一番助かる。
一番面倒なのは、過去eLtaxで申告したにもかかわらず、何も記入されていない申告書を紙で郵送してくる自治体。こう言う場合は、プレ申告データの提供を要求しても応じてくれないので、資産の増税なしとだけ書いた申告書をeLtaxでおくる。そうすると必ず自治体から電話がかかってくるにで、初年度の価格に基づき課税してよい、と返事すれば終わり。ただし、これは正規の申告の仕方ではないので、逆に自治体から文句言われる可能性が高く、その場凌ぎの方法である。
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