2026年の幕開けとともに放送された新春特番『池上彰とイモトアヤコ 2026年はこうなる!』。
日本の近未来の光景をすでに実現しつつある「オーストラリアでは日中の電気代が無料(タダ)になる?」という衝撃のニュースでした。
「物価高のこの時代に、電気がタダなんてあり得るの?」 「日本でも同じことが起きるの?」
番組で池上彰さんが分かりやすく解説した内容をベースに、この驚きの現象の裏側と、私たちの未来への影響について解説します。
なぜ「電気代0円」が実現するのか?
オーストラリアの一部地域では、日中の電気代がタダ、あるいは「電気を使うとお金がもらえる(マイナス価格)」という現象まで起きているらしいです。
その最大の理由は、太陽光発電の爆発的な普及です。
- 「屋根上の発電所」の急増: オーストラリアは世界一の太陽光設置率を誇ります。あまりに多くの家庭が太陽光パネルを載せた結果、晴れた日の昼間は「電気が余りすぎて使い道がない」状態に陥っています。
- 需要と供給のアンバランス: 発電所は一度動かすと急には止められません。電気が余りすぎると送電網がパンクしてしまうため、電力会社は「お願いだから今、電気を使って消費してくれ!」というメッセージとして価格を0円に設定するのです。
「無料」の裏にある戦略:ただのラッキーではない?
池上彰さんが指摘していた重要なポイントは、これが「慈善事業ではない」という点です。
「電気代タダ」は、消費者の行動をコントロールするための強力なインセンティブとして機能しています。
- 家事のシフト: 「昼間がタダなら、洗濯機や食洗機は昼に回そう」と国民の行動が変わります。
- 蓄電池・EVへの誘導: 昼間のタダ同然の電気を、家庭用蓄電池や電気自動車(EV)に貯めてもらい、電気代が高い夜間に使ってもらう。これにより、国全体の電力需給を安定させているのです。
つまり、電気代無料化は、国民の行動を「蓄電池(分散型電源)」として活用するための高度なエネルギー戦略なのです。
日本でも「電気代タダ時代」は来るのか?
誰もが気になるのが「日本はどうなの?」という点ですよね。池上さんの解説によれば、日本でも「限定的な無料化」の足音はすでに聞こえています。
実は日本でも、春や秋の晴天時には、九州などで太陽光の電気が余り、発電を停止させる「出力制御」が行われています。
- 2026年以降の展望: 日本でも特定の時間帯だけ電気代が極端に安くなる「市場連動型プラン」が普及しています。今後は「昼間だけ使い放題」といった定額プランや、特定のアプリを入れると昼間の電気代が実質無料になるキャンペーンが加速すると予測されます。
- 課題は「送電網」と「意識」: 日本はオーストラリアに比べて送電網のルールが複雑です。しかし、番組で予測されたように、私たちが「安い時間に電気を使う」というライフスタイルにシフトすれば、日本版の「昼間無料」も現実味を帯びてきます。
私たちが準備すべき「新しい常識」
番組を通じて見えてきたのは、「電気はいつでも同じ値段」という常識が完全に崩壊するという未来です。
2026年、私たちは以下の準備を始める必要があります。
- 家電のスマート化: 遠隔やタイマーで昼間に動かせる家電を選ぶ。
- EV(電気自動車)の検討: 車を単なる移動手段ではなく、「昼にタダで充電し、夜に家で使う蓄電池」として捉える。
- 電力会社の「選び方」: 自分の生活スタイルに合わせ、時間帯別料金に敏感なプランへ切り替える。
まとめ
「エネルギーの主役が、巨大な発電所から『私たちの家庭』に移り変わろうとしているのです」
オーストラリアの事例は、決して遠い国の話ではありません。電気を「買う」だけの時代から、自分たちで「制御し、賢く使う」時代へ。
近い将来、あなたの家の電気代も「日中はタダ」が当たり前になっているかもしれません。
しかし、出力制御が頻発するほど電力供給が過剰になっているなら
蓄電池に全振りすべきだと思う。
野立て太陽光補助金を潰した成果を強調している政府ですが
今後期限まで駆け込み需要が予想される「FIP転」に対してはスルーしています。
事業者がFIPにするということは、FITよりFIPの方が利益が出るということです。
肝心な部分は全く関心が無い国民。
コメ問題と一緒で、マスコミから提示された、叩いて良い素材を
無料で拡散し叩いてくれる装置のなんと便利なことか。
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