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明石焼きではありません。ニセアカシアの花を、卵と小麦粉で作った生地に混ぜて焼いたもの。名前は私が勝手につけました。ジャスミンに似た花の香りが嫌みのない程度に口の中に広がります。
さっと湯通しして酢の物、てんぷらもいいです。
５月中旬ごろ、藤の花とほぼ少し遅れて咲き、南東北、北関東は今真っ盛り。この時期限定のマイナーグルメです。ニセアカシアは外来種で繁殖力が強く、全体に棘があり一般には嫌われ者。でも、クセのない蜜がとれ、ハチミツとしては人気です。またどんな荒れ地でも育つので、炭鉱跡のズリ山の緑化に貢献しました。
メンテナンス作業で出かけたときにもし見つけたら取ってみたらいかがでしょうか。人の手が入ってない荒れた林、河川敷などでもよく見かけます。この花をちょっと採取しても、それを咎める人はまずいないと思います。保証はできませんが。
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