前回の記事(ソーラーエッジのパワコン交換の話)の翌日、通信や力率の設定に問題がないかを確認しに、発電所へ行ってきました。幸いこちらは問題なし。ひと安心したところで、ふと目に入ったのが、一部のケーブルがだらんと垂れ下がっている状態でした。
放っておくと、風で揺れてパネルのフレームや架台に擦れて、被覆が傷む原因になります。結束バンドで固定したいところですが、残念ながら、手持ちを準備していませんでした。
ホームセンターで見つけた「ソーラーパネル架台用」の結束バンド
仕方がないので近くのホームセンターへ。結束バンドのコーナーを見ていると、「ソーラーパネル架台用」とうたった商品が並んでいました。それが、今回紹介するガルバロックです。
なんとなく、かなり前からある商品で、知っている人は遥か昔から知っていたような気もします。私は今回、初めて手に取りました。
ガルバロックって、どんな結束バンド?
ヘラマンタイトンの「インシュロックタイ」の仲間で、架台(ラックシステム)付近でのケーブル・配管の結束と固定のために開発された結束バンドです。調べてみると、特徴はこんな感じでした。
- 耐候性が高い:約20年相当の耐候性促進試験のあとでも、ほとんど強度が落ちなかったと、メーカーは紹介しています。
- 塩害・薬品にも強い:沿岸部や降雪地帯での施工にも向いているとされています。
- 素材は11ナイロン:絶縁性があります。
- ヘッドの挿入抵抗が軽い:軽い力でスッと入って、確実にロックされます。
- ストラップの縁がなめらか:作業者の手や、結束するケーブルへの負担が少ない設計です。
普通の結束バンドは、屋外に置くと紫外線で劣化して、数年でポロッと折れてしまうことがあります。パネルの周りは直射日光も雨も受けるので、「太陽光用」とうたう商品を選ぶ意味は大きいと思います。
使ってみた感想:施工のしやすさは断然こちら
耐久性だけを見れば、錆びさえしなければステンレスバンド?のほうが上でしょう。ただ、施工のしやすさは、断然ガルバロックが上だと感じました。
専用の工具もいらず、手で通してクッと引くだけで、しっかり固定できます。炎天下や冬の寒い日に、パネルの下で手を伸ばしながら作業するとき、この手軽さはかなり大きいです。ストラップの縁がなめらかなので、手が痛くなりにくいのもありがたい点でした。垂れ下がっていたケーブルも、あっという間に固定できて、作業は数分で終わりました。
ちなみに、周辺の関連商品もある
調べていて知ったのですが、ガルバロックのシリーズには、架台フレームのエッジにはめ込むだけで固定できる「エッジクリップ」や、フレームの穴に差し込むだけで固定できる「プッシュマウントタイ」といった関連商品もあります。穴あけやビス止めが不要で、配線を整理するのに便利そうです。
気になった方は?
ホームセンターに行けば現物を確認できますが、ネットでまとめて買ったほうが、数が多いときには安く済むこともあります。使った本数を数えると、意外とすぐなくなるので、予備も含めてストックしておくと安心です。
ざっと調べてみたのですが、数が少なければヨドバシかamazon、送料無料までまとめて購入するなら楽天が安そうでした。
一応工具箱は持って行ったのですが入っておらず
パワコン交換のあとに、ケーブルの垂れ下がりをきっかけに知った結束バンドですが、「太陽光の屋外配線なら、最初からこれを使っておけばよかった」と思える一品でした。派手さはないけれど、こういう地味な消耗品こそ、長い目で見ると差が出るのだと思います。
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