太陽光の盗難対策!「安価で頑丈」を両立する物理ガードを考える

(カテゴリ: 発電所)

太陽光発電所の運営において、今や避けて通れないのが銅線ケーブルの盗難対策。 防犯カメラやセンサーも大事ですが、最後はやはり「物理的に切れない、持っていけない」という物理ガードが最も頼りになります。

「コンクリート巻き施工」をヒントに、最も安価で、かつ「ここを攻めるのは面倒だぞ」と視覚的に訴えかけるDIY対策について思案してみました。

太陽光発電所のケーブルが盗難され画像

なぜ「波板」は頑丈なのに華奢に見えるのか?

施工事例などで稀に見かけるのが、金属波板でケーブルを囲い、中にセメントを流し込む手法です。 実際、波板はその「波」の構造によって非常に高い剛性を持っており、特にガルバリウム波板は、耐久性も十分あるうえに、ペラペラの平らな板より余程頑丈です。インフラを支える建材として非常に合理的です。

……なのに、なぜか視覚的には少し「華奢」あるいは「仮設っぽさ」を感じてしまうのはなぜでしょうか?

  • 「薄さ」のイメージ: 波板はエッジ(端面)が露出するため、どうしても素材の薄さが強調されてしまいます。
  • 日常の風景とのリンク: 農業用倉庫や仮囲いなど、身近で見慣れた素材であるがゆえに、「特殊な防犯設備」という威圧感が出にくいのかもしれません。

 

これは、あれだ・・・ボロボロのかつて農業に使われていた倉庫の側面にあるカラー波板がペラペラで柔らかいという印象が、三つ子の魂百まで、になっているに違いない。

決して波板施工を否定するわけではありません。むしろコストパフォーマンスは最強です。

ただ、せっかく自作するなら、もう少し「重厚感」を出したい……そんな欲が出てしまいます。


太陽光発電ムラ市場

視覚的な「重み」を出すならスパイラルダクトか

そこで候補に上がるのが、空調設備などで使われるスパイラルダクト(亜鉛メッキ鋼管)です。

  • インフラ感の演出: 筒状で継ぎ目のないフォルムは、一目で「公共の配管」や「強固な防線」という印象を与えます。
  • 影のコントラスト: 円筒形は光の当たり方で陰影が強く出るため、波板よりも「太く、厚い」という視覚的錯覚を生みます。

 

近所に金属鋼管の半割加工してくれる工場などがあれば、より頑丈に出来そうですが・・・。

塩ビも半割加工を依頼すると結構高額ですし。


コンクリートとモルタルの「使い分け」の妙

中身をどう詰めるかも、DIYの醍醐味であり悩ましいポイントです。

  • 隙間を埋めるなら「モルタル」: 砂利のないモルタルなら、ダクトとケーブルの狭い隙間にもしっかり流れ込みます。接着力が高いので、ダクトを柱に固定する際の「目地」としても優秀です。
  • 土台を固めるなら「コンクリート」: 地面から立ち上がる根元の部分は、砂利入りのコンクリートでドカッと重しを作るのが定石。安価にボリュームが出せます。

 

モルタルガン(モルタル充填器)なんてのもあるんですね。これならいい感じに施工できそう。

 


結局は「面倒くさそう」「無理そう」と思わせるべき

防犯対策に絶対はありませんが、一つ確かなのは「犯行を諦めさせること」だと思います。

「波板を巻いてセメントを流し込む」という基本思想はそのままに、素材をスパイラルダクトに変えたり、コンクリートブロックを積んで囲ったり、コンクリート平板で覆ったり、U字溝で覆ってみたり。 あるいは、アルミフレキダクトを型枠にして、複雑な曲がり角をコンクリートで固める「コンクリート曲げ加工」に挑戦してみたり。

業者に丸投げして数十万払うのも一つの手ですが、自分の発電所を自分の手で「要塞化」していく過程も、また事業運営の楽しみの一つかもしれません。

なんて思わないと、免責100万円時代を乗り切るメンタル持ちませんよ。

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