私は昨年までは、自分がサラリーマン時代に担当したエリアで特に気に入った場所に自分の発電所を持ちたい!と思って動いてきました。
実際に、福岡県と佐賀県に低圧の発電所36円、24円案件を1基づつ所有しています。
しかし、今は少し方針転換してほぼすべての物件を山口県内、それも自宅から車で1時間以内の県内西部(宇部市、山口市、山陽小野田市、美祢市、防府市)のエリアに集中して仕込んでおります。
まだまだ、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県に自分の発電所を持ちたいっていう気持ちはありますが、なぜ方針転換をしたのか?
まず1番目のそして最大の理由は、融資の問題です。
サラリーマン時代に購入した、佐賀県、福岡県、地元山口県(2基)に関しては、それぞれ政策公庫、ア〇ラス、イ〇ンクレジット、地銀で融資を受けていますので、地銀以外はあまり発電所の場所に縛りはなかったんですね。
「あれやりたい! これやりたい!!」
で勢い余ってうっかり脱サラしてしまった今となっては、地元の金融機関からの融資が頼みの綱です(;^_^A
今の自分の置かれた立場では地元山口県で出来るかぎり案件の事業性を高めて、借入交渉をする方法がベストかなぁと思っています。
一度地元の信用金庫に長崎県の物件を持ち込んだら、全くといっていいほど相手にしてもらえませんでしたから。。。
地銀、信用金庫等の地元の金融機関にとっては、越境融資というのはそれだけハードルが高いんですねぇ。
2番目の理由としては、自宅の近くに安くて日当たりのいい土地がいっぱいあるから。
まぁ、田舎ですからねぇ(^^♪
九州南部ほど日射量がよく土地代が安い! というわけではありませんが、低圧200~300坪程度の有効活用されていない土地はたっぷりあります。
自宅から近いので、認定申請に必要な証明書だとか、電柱番号の確認、開発届の隣接地の方の同意書等も何かのついでに自分でできるため、かなりの諸経費の削減も可能になります。
またエリアを限定していれば土地勘のあるエリアで物件を探す事になりますので、土地選定で失敗する事が少なくなるんですね。
一つの物件ごとにいちいち、災害MAPだ地盤情報だ、周辺環境など、一から調べなくてもいいんですから。
最近はネットで簡単に確認できるようになりましたが、それでも周辺環境(とくに民度)は実際に現地を確認して、できればご近所さんにヒアリングしないとなかなか難しいものがあると思います。
ストリートビューも便利ですが、太陽光発電に適した土地までは、通ってなかったりしますし。
あともう少し!ってところまで来ていることはよくありますよね ;^_^A
また、なじみの不動産業者または土地家屋調査士、司法書士もできますから、そこからの相続案件
の情報も頂けるようになってきます。
ですから私は出来るだけそのエリアの同じ事務所に頼むようにしています。
これらの業者さんもいつもお願いしている所と新規の所ではやっぱり待遇が違いますし、新規だと意思の疎通もうまく行かない事も多いです。
またリピートして発注する事である程度のディスカウントも可能になってくるので、やっぱり遠方物件よりも近場である程度エリアを縛って探すほうがメリットが大きくなりますよね。
3番目の理由としては、設置後の管理が圧倒的に楽だからです。
太陽光発電所はアパートやマンションなとに比べたら、格段に管理にかかる手間は少ないとは思いますが、それでも定期点検、草刈り(除草)等を考えたら最低年2~3回は現場にいくことになると思います。
現場が遠方で、その際に仮に片道3時間であれば往復で6時間です。
サラリーマン発電事業家さんであれば休日にこれらの作業をする事になると思います。
休日に6時間のロスは痛いですよね。
私のようにノー天気な暇なおじさんですら、若干のストレスになるかもしれません。
今のところ、私の遠方の発電所の管理は旅行気分で楽しんで行っていますが。。(^^♪
最後までお付き合いいただきありがとうございました (^^
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