電力監視装置を作ろうとしているわけですが、電圧・電流測定部はマイコンRX220で行います。表示部としてOLEDキャラクタディスプレイをつけて表示させてみました。
OLEDは秋月の16文字2行のものです。→SO1602AWGB-UC-WB-U
I2C接続なので配線が数本ですみます。
マイコンボードもRX220搭載の秋月のものです。
このマイコンにはI2Cインターフェースが搭載されていますが、それは使用していません。普通のポートからソフトウェアで制御しています(Arduino等でありがちなやりかたで)。
電圧については、RX220が5Vで、OLEDが3.3Vなので矛盾無く接続しないといけません。ここは、トランジスタ2SC1815と抵抗で組みました。最初はI2Cバス用双方向電圧レベル変換モジュール(PCA9306)を使おうとしましたが、作っている途中で壊れてしまたようで、求める動作をしてくれませんでした。
(2SC1815周りの回路については、省略します。ご希望がもしあれば掲載します。)
今後使うのはOLEDを考えていますが、せっかくI2C駆動のプログラムを書いたので、OLEDとほとんど同様のコマンド体系をもつ LCD も駆動してみました。それが上の写真です。LCDはこれ→AE-AQM1602A(KIT)です。
さらには、LCD の別のものも試しました。8文字x2行のものです。SwithcScienceのものSSCI-015165です。
プログラムはGithub においてあります。
https://github.com/radioshack16/rx220_sample
いきおいで、LCDをつけてみましたが、勉強になりました。
1.各社のOLED, LCDの文字表示ユニットのコマンド体系が似ている(基本コマンドはほぼ同一)理由は、その昔に日立が出した HD44780 というキャラクタ表示LCDコントローラーIC がデファクトになったからだそうです。
2.秋月のOLED(Sunlike)のデータシートに誤記があります。コントラスト調整のコマンドのところ。
コントローラIC(US2066)の仕様書をみると正しい情報が得られます。かつ、はるかにわかりやすい記述になっています。こちらの仕様書(pdf)はどこからダウンロードするのが適切か、はっきりしません。検索してください。
以上です。ではまた。
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