やってしまった…お客様の発電所での除草作業で、大失敗をしてしまった。
刈り作業の仕上げに、中古のハンマーナイフモアを入れたら、途中でエンジンがかからなくなり、アレイ間で動かせなくなったのだ。
ワタクシには一応仕事の師匠と呼べる人がいる。師匠は普段は土木関係の仕事をしており、草刈り機を含めたいろんな機械の扱いに長けている。師匠曰く、現場での故障のリスクがあるので、自分で整備できないなら中古買うな、新品買えと言われたにも関わらず、中古買って持っていって動かなくなり、ほれ言わんこっちゃない、という状況になってしまった。
師匠には、もともと予定していた刈り作業の応援プラス、不動のハンマーナイフ引き上げも、手伝ってもらうことになった。
ギアをニュートラルにして、師匠のハンマーナイフで引っ張ってみたが、びくともしない。刈り幅95センチ、起動はセル式の機械で、重さ300キロぐらいはあろうか。
別の現場からユンボ持ってこようか、と言われたが、よく考えたら、ここの発電所のフェンス支柱は打ち込み式で、外すも戻すも簡単。
フェンス外して車いれたらどうか、と提案したら、ワタクシのダンプなら入れそう、ということで、ワタクシのダンプでアレイ間から引きずり出すことになった。
スリングベルトをダンプの牽引フックにかけて引いたら簡単に動いた。はぁー…
アレイ間の外に出して、あとは師匠のユニックで吊って、ワタクシのダンプに載せて終了。こんなことする暇があったら、刈り払い機で刈ってた方がマシであった。師匠曰く、こういうことはよくある、経験の一つだ、とのことであった。
ちなみにハンマーナイフ使った師匠の草刈り、非常に綺麗で、粉砕した草が絨毯のようにフカフカに敷き詰まった感じで仕上がっていた。刈りに一往復、刈った草の粉砕に一往復するのだという。さすがプロ。ワタクシは、仕事取ってくるだけの素人、仕上げは比較するまでもなくキタナイ。
最後に、遠目だが師匠の勇姿を見てください。来週は、1トン超える大型ハンマーナイフで、お客様の高圧発電所建設予定地の草刈り、ワクワクするな!
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