台風被害が深刻ですね。
当初はその被害のひどさがあまり伝わっていないと、Twitter界隈で「内閣より台風被害の報道を!」という声がたくさん挙がっていました。こういう時、現場からSNSを通じて発信できるようになったのは大きいですね。異常気象などが盛んに叫ばれ始めたのは、10年、20年前に比べて正しく状況把握ができるようになったことも貢献しているのかなぁなどと感じます。
そんな状況の中、太陽光についてはネガポジ両方の声が聞こえてきます。ネガは、あの水上火災を筆頭にいつも通り。一方、ポジとしては停電でも屋根の太陽光でスマホの充電ができて助かった、という声です。
太陽光の役割
これってまさに分散型の恩恵ですよね。集中型で発電していると、いざと言う時の損害が大きい。一方、分散型は費用面では非効率(太陽光発電コストは年々下がってきていますが)ではあるものの、フェールセーフといいますか、少なくとも局所的に発電ポイントが生きていれば被害状況を伝えたり、救援を要請するなどの情報発信が可能です。その点で、各地に点在する低圧発電所が果たす社会的な役割は大きいように思います。
三井物産も分散やってますしね!
「緊急時の非常電源」
屋根だけでなく、野立ての太陽光も同じような形で貢献できるといいですね。非常時はプラグ指して使ってね、と。そんな取組みが広がると、世間や国の低圧の太陽光に対する見方も変わってくるように思います。たくさん増えた低圧を社会資源としてどう活かせるか、この先10〜20年は分散型のインフラ構築への貢献という意味での進化が期待されるように感じました。
追記
低圧の太陽光は、停電したら役立たたずの産物になってしまうのですね。パワコン動かなくて交流に変換できないのでよく考えたら当たり前ですね。となると、社会的意義を高めるには蓄電池が必須という答えになります。これは、10年後のトレンドは蓄電池追加できまりかな?
追記にあたり、下記の記事が参考になりました。
千葉の大規模停電は太陽光の有無で明暗、見えてきた新たな選択肢
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