相続登記されていない土地の所有権移転について

まあ、ありますよ。

表題の相続登記されていない土地。

しかも、かなりあると思います。

現行法では相続登記は義務じゃないですからね。

相続したくない土地に関しては放置する方が

多いと思います。

登記するにも登録免許税が必要ですし、

死亡した人間が2名間にあると免税になるのですが、

そんな事ができたとしても相続登記が進むとはあまり思えません。

理由は価値がある土地なら直ぐに登記するだろうからです。

放置はいつまで経っても放置ですよ。

そんなこんなで、太陽光用地を探していると

件の相続登記されていない土地に出くわす場合が

たまにあります。

結構困りますよね。

そんな時は遺産分割協議書を作って、

相続人全員の押印と印鑑証明を取ってという手順を

踏んでいくんですが、

たまに行方不明の方がいたりすると

探し出すだけでも大変です。

加えて、相続人が制限行為能力者になっていたりする場合もあり。

なかなか前に進めない時があったり、なかったりで。

そして、〇〇人がいればまだ良いのですが、

ボケる一歩手前なんかだと

再び会いに行ったときに忘れ去られているという事も

良くある話で。困った困った。

そういう時は、誰か1名でも良いので

相続人の中で頼りになる人（親族間を取りまとめてくれる人）

を選定するという作業を行うわけです。

そんな人の選定方法として人柄を見るという事もあるのですが、

私のこの人選は結構独特でして、

私の手法は（固定資産税の）課税されている人を見つけるです。

地方公共団体は結構〇〇〇なので

（すみません、罵声なので伏字にします）

相続登記されていない土地でも、

相続人であろう人に容赦なく課税してきます。

そんな固定資産税を一手に引き受けている方を

探し出して口説く事にしております。

それでごにょごにょして用地を取得するわけなんです。

都会はそういう事はあまりないでしょうが、

田舎はこういう事は結構あります。

しかもそんな土地は競合もほぼ皆無です。

買いそびれること、地権者さんの

処分したいという気持ちが変化することは

ほぼありません。

なので、手間ですがそんな土地を1つずつ

落としていって、事業用地を獲得しております。

いや、本当に手間なんです。

ですが、そんな土地は農地だったりして

日当たりもX-GUNなんです。

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