一般的な交流配線パターンでは、ブレーカーは
○主幹(入力側遮断器、以下入力側と略記)
○パワコンの上流側(出力側遮断器、以下出力側と略記)
の2種類かと思います。
※当社では別パターンも有、別テーマで記載予定。
パターン1、入力側、出力側共に配線用遮断器
パターン2、入力側は漏電遮断器、出力側は配線用遮断器
パターン3、入力側は配線用遮断器、出力側は漏電遮断器
パターン4、入力側、出力側共に漏電遮断器
の4パターンが組合せとしては考えられますが、
皆さんはどれを採用されますか。
若干乱暴な表記ですが、ざっくり
○漏電遮断器は配線用遮断器も兼ねる
(≒安全を確保するためトリップしやすい)
○配線用遮断器の方が安価
こんな傾向です。
私は以下の理由から、パターン3を採用しています。
○システム全体として、最低どちらかで漏電を検知し、
安全確保の必要はあると考える
○トリップした時の売電機会の損失を小さくしたい
○とある発電所でパターン1を採用した際、たびたび入力側が
トリップしたが、パターン3に変えてから、
出力側のトリップは無く、かつ、事故や怪しい現象に
遭遇していない
参考になれば幸いです。
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