先日記事りましたように、
近々連系した発電所、後ほど役所に省エネ評価を提出する
約束になっています。
役所の評価観点は、
・旧モデルと新モデルで、
「同一の効果又は成果を得るうえで、削減できる二酸化炭素の排出量」
を比較した際、何パーセント改善されているか。
とあります。
発電所の評価なので、
・効果又は成果は、発電量
で良いとして、問題は
・削減できる二酸化炭素の排出量をどう求めるか
になります。
今回は、これを、パワコンの消費電力から求めることにしよう
と思っています。
消費電力と二酸化炭素量の関係式は
・消費電力×二酸化炭素係数
で求まるので、問題は
・パワコンの消費電力をどう考えるか
になります。
前置きが長すぎましたね。。
メーカーに問い合わせてみました。
↓
パワコンの消費電力の考え方
〇連系運転中は損失分(1-変換効率)
〇夜間停止中は待機電力
ということでした。
損失分>>待機電力計なので
(損失分kWhオーダー、待機電力計Whオーダー)
実質は損失分で決まりますね。
近似値としては、例えば
旧モデルの変換効率94%、
新モデルの変換効率95%
ですと、
{1-0.94)-(1-0.95)}/(1-0.94)≒16.7%
実際は、変換効率が上がると発電量も上がるので、
もう少し上振れの17%程度
となるかと思います。
役所に出すときには、
・実際の計測値を元に算出が望ましい
と要綱に書かれてましたので、
実際の発電量や実際の連系運転時間を遠隔監視装置から取得し、
夜間停止中の時間や、待機電力も絡め、
もっと厳密に出しますが。
役所はわかりやすさよりも正確さを重視しますので。
参考になれば幸いです。
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