南隣地のフェンスが越境していた発電所で電圧上昇抑制が頻発していたが、遊ぶ方が忙しくほったらかしにしていた。
そしたら年末年始、毎日のように正午前後で抑制がかかってその時間は発電ゼロとか、さすがにヤバすぎと思い、整定値の設定に行ってきた。
忘備録でSMA単相パワコンの整定値変更方法を書いてみる。
0、電力会社に連絡し、電圧上昇抑制の対策としてAVR整定値の変更の許可をもらう。数値は向こうが指定してくる。ちなみにAVRて何の略?automatic voltage restriction か?
1、SMAジャパンのサポートセンターに連絡して、施工者パスワード再発行を依頼する。向こうからメールが届く。パワコンのシリアル番号を送れば、それに対応する施工者パスワードを返してくる。
2、パワコンから出ているWi-Fiにスマホなどでログインする。ログインのパスワードは筐体に書いてある(英語大文字と数字の非常に長い組み合わせ、桁数分かりませんが20桁ぐらいあるか?)
3、ブラウザにパワコンのユーザーインターフェースのアドレス(192.168.12.3)を入力して、ログイン画面を表示する。ここで先程の施工者パスワードを入力する。ログインしたら、インストールウィザードの設定を押す。次に出てくる画面は何も設定せず次にボタンを押すと、電圧上昇整定値変更画面が出てくる。
4、電圧会社から指定された数値を、有効電圧制御機能の欄に入れる。無効電圧の方は、電力会社から指定がなければ、有効電圧の1vか2v下の値を入れて置くとよい、とSMAのサポートの人は言っていた。有効も無効も同じ数値にすると、その数値に無効電圧が達した場合発電量がゼロになるが、値を離すとそれを回避できる(いきなりゼロでなく80パーの出力に落ちる)そうである。キャプチャ画像では、111、5vと間違った値が入っている。ここはワタクシが指定された数値、114vに直した。
5、設定変更を保存して終わり。
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