農作物の生育に適した設計になっているかは、建築のプロが判断?

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以前、ソーラーシェアリング架台が建築物では?
という疑義が出て、
農業委員会を介して、
「ソーラーシェアリングが建築物で無いか確認するように」
という指導を頂いたという話を以前記事にしましたが、
その続きです。

建築物かどうかを判断するのは建築指導課ということで、
正式に、建築指導課に訊ねたところ、

建築指導課から質問を頂きました。

「この設備、日照量十分なんですか?」

とりあえず、訊かれたことには答えなければ、、
ということで、

育てる作物と光飽和点の関係を説明するとともに、
設備の遮光率から、光飽和点を超える光量を超える時間が
設備が無い普通の畑と比べても殆んど減らないことから日照量十分です。
実際、他県では実績あります。

という説明をしました。

ただ、質問が農政課に訊かれるような内容でしたので、
質問の意図を訊いてみたところ、
以下のような回答が、

「農作物の生育に適した日照量を保つ設計になっていることが
 建築物に該当しない判断基準の1つになっているので」

とのこと。
確かに、国の通達に、そんな文言が入っていました。

※※以下、国の通達※※

国住指導3762号
農地に支柱を立てて設置する太陽光発電設備の
建築基準法上の取扱いについて

(略)次に該当するものは建築基準法第2乗第1号に規定する
 建築物には該当しない。
 1、特定の物が使用する営農を継続する農地に
   設けるものであること

 2、支柱及び太陽光発電設備からなる空間には
   壁を設けず、かつ、太陽光発電設備のパネルの角度、
   間隔等からみて農作物の生育に適した日照量を
   保つための設計となっていること
  (略)

※※以上、国の通達※※

農作物の生育に適した日照量を保つ設計になっているかどうかって、
どう考えても、

建築のプロ ではなく 農業のプロが判断すべき内容

だと思うのですが、、部署の役割分担って難しいですね。

参考になれば幸いです。

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4 Comments

yuki2822

SUN33さん
コメありがとうございます。
光量自体は設計図面から算出できるのですが、
SUN33さんご指摘の通り、
量だけでなく、品質(味、見た目)を向上させるにはデータとの関係性を追っていく必要が出てきますよね。
シェアリング云々ではなく、
農業自体の品質向上の話ですね。
輻射熱の問題はもちろんあります、
パネルとの距離や風抜けの問題とも密接に絡みますよね。
また乱暴な話かもしれませんが、品質だけでも良否は決まりません。
市場からの距離、用途などの要素もあります。

(違う話かもしれませんが、
良いコメで炊いてから時間が経ったご飯よりも、
普通のコメの炊き立てご飯のほうがおいしいですよ)

肥料の要素もあります。
多変量を見ながら考えて進めて行く。。
もちろん、作物を変えることもあるでしょう。
難しいけど楽しみだと思っています。

yuki2822

メンテ技師さん
コメありがとうございます。
担当の農業委員会、ダメな動きが多いのですが、
この件に関しては、仕方なかったと思っています。
建築物かどうかは建築のプロに訊けば良かろうって思って、建築課に訊くよう指導するのは自然なことだと思いますので。

ただ、その判断に
「営農に相応しい日照量」
ですと、作物毎に必要な日照量という
話になってしまい、それは建築のプロの範疇外ですよね。
難しい問題だと思います。

sun33

>日射量の判断
同一施設で実測データをつける必要がありそう。
透過率とか
私の家は、何十年も続く農家です。私が心配なのは日射量ではなく太陽光パネルの輻射熱です。
食物によっては、作れない物が発生しませんか。
葉野菜などは、不適、ゴーヤーやパインは、ス敵
「ぶどう」は、どうなんでしょう。暑いと酸味が増えて甘くない「ぶどう」になります。(沖縄の巨峰はおいしくありません)

メンテ技士

yuki2822様
難しいですね。
基本があって、例外があって、例外の例外がある。
しかも判断しにくい指針があって。
確かに日射量の判断って誰がするんでしょうか?

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