自営業生活でも、会社員生活でも、プライベートでも
共通で起きる「言った言わない」
皆さんどのように回避してますか?
ビジネスシーンに限定して話がされた場合に、よく出てくる打ち手として、
「指示をメールなどで全て記録に残るようにする」
という話が出ますが、
個人的には、
「効果はゼロでは無いですが、筋の良くない打ち手」
だと感じています。
というのは、これは、
〇事後に揉めた場合の証拠で、責任の所在追求
〇本質的には、相手に対する脅し、自身に対する保身
が主目的になっており、
「回避」に向き合っていないと思っているからです。
(主目的:責任追及の姿勢を見せることによる、脅し。
副目的:脅しによって、相手がキチンと聞いたり、
忘れないようにしてくれるという期待になっているという意)
「回避」に向き合った場合の、打ち手の方向性としては
1、誤解の抑止
2、忘れの抑止
の2つだと思うのですが、いかがでしょうか。
1、誤解の抑止の打ち手例
〇文書だけでなく、図を用いた説明
〇メール送りっパではなく、後で電話かけてもらって補足説明
2、忘れの抑止の打ち手例
〇直前のリマインドメール
〇当日朝のリマインド電話
〇当日途中の、状況ヒアリング電話
〇終了連絡の依頼メール
「揉めたときに勝つ」
ではなく
「揉めないようにする」
「ミスがあればすぐに気づいて対応出来るようにする」
考え方は、ヒトそれぞれだと思いますが、
これが、私が考える
「言った言わない」の本質的な回避策
です。
参考になれば幸いです。
kozoさん
コメありがとうございます。
改善策って、基本の考え方があるのですが、
案外浸透していないですからね。
基本の考え方:
問題を起こさないためにはどうしたらよいか
問題が起きた場合の影響を小さくするには
どうしたらよいか
それぞれについて、思いついた物を
そのまま採用するのではなく、
他に無いか
って考えて、いくつか出した上で、
採用案を決めれば、そんなに悪い結論には
ならないんですけどね~
現場でも似たような事例ありますよね。
1、Aさんが何もない平坦な場所で転んでケガをしました。
2、その事故に対しての改善策を報告書で提出するように会社から言われました。
3、気を付けてゆっくり歩くようにすると報告書に記載しました。
*根本的な解決策になっていないかと・・・。
なぜ転倒したかの原因を究明して、まずは転ばない対策をしないといけないですが、以外と組織の中にいると、このような傾向ありがちですね。
sun33さん
コメありがとうございます。
議事録は「揉めた時に活躍するツール」という風に考えています。
まずは第一段階「揉めないようにする」が肝要かと。
その意味では、議事録あるようでしたら、
〇同席の上
〇先方に声を出して読んでもらい
〇先方に何をするか説明してもらう
〇両者が署名、なつ印する
そんな動きが良いと思います。
私は、議事録(議事メモ)を作って相手におくります。
その時
顧問弁護士に「cc」で情報共有しています。
第三者への記録です。
お金の問題は、必ずもめますので最後は、裁判となりますので議事録を残す必要があります。
最近もお客様のミスで工事出来ない事案があり、有料で再工事となりました。弁護士とお友達になりました。