10億円の夢より大切なもの 宝くじ絶滅へのカウントダウン?

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10億円の夢より大切なもの 宝くじ絶滅へのカウントダウン?

【悲報】年末ジャンボの夢、3割引きで絶賛低迷中

12月の風物詩といえば「年末ジャンボ宝くじ」の長蛇の列……でしたが、最近はどうも様子が違います。

ニュースによると、販売額はピーク時から3割も減少。1等10億円という、もはや使い道に困るほどの巨額賞金を用意しても、客足は戻らない。

「夢を買う」という魔法の言葉が、今の世の中には通用しなくなっているようです。

12-28-3 太陽光発電ムラ市場

融資審査という名の「現実」に殴られたあの日

実は私も数年前、ある「人生の転機」で宝くじから足を洗いました。それは銀行の融資審査です。

通帳の残高を1円でも増やし、少しでも「私は堅実な人間ですよ」と銀行員にアピールしなければならない極限状態。そこで気づいてしまったのです。

「1等2,000万分の1を待つより、300円の無駄遣いを止める方が、確実に未来が変わる」という事実に。

以来、ギャンブル全般とは絶縁。期待値マイナスの世界から、コツコツ預金という確実な世界へ転生しました。

若者が「夢」を買わない、合理的な理由

取捨選択できる情報が提示された今の若者は賢いです。彼らにとって、宝くじは「夢」ではなく「情弱(情報弱者)への追加税」に見えています。

  • 1等が当たる確率:$1/20,000,000$
  • 還元率(テラ銭):約46%(競馬やパチンコより圧倒的に低い!)

「どうせ当たらないし、買えば買うほど損をする」という算数ができてしまう若者たち。今の30代が還暦を迎える頃には、宝くじ売り場は絶滅危惧種の保護区になっているかもしれません。

絶滅?いやいや、胴元(国)はしぶとい

「あと30年もすれば宝くじは無くなるかもね」……なんて冗談で言いたくなりますが、現実はそう甘くありません。

だって、宝くじの正体は「ノーリスクでガッツリ儲かる最強の公営システム」ですから。

販売額の約4割は地方自治体の収益、つまりは貴重な財源。これを国や自治体が簡単に手放すはずがありません。

  • ネット販売の爆速化
  • さらなる賞金の高額化(1等20億とか?)
  • 人気コンテンツとのコラボ攻勢

手を変え品を変え、あの手この手で「欲望という名の夢」をパッケージングしてくるはずです。

まとめ:最高の「当選」は、自分の財布の中にある

確率的にあり得ない夢に3,000円を投じるか、その3,000円で美味しいランチを食べて「今」を充実させるか。

どちらを選ぶも自由ですが、融資審査を乗り越えた私の結論はひとつ。

「最強の夢は、銀行の預金残高にこそ宿る」

もし、どうしても宝くじを買いたくなったら、とりあえず300円を募金したつもりで貯金箱に入れてみてください。1ヶ月後、あなたは確実に「ハズレなしの当選者」になれるはずですよ。

不動産投資クラファンという利回り10%超のようなギャンブルには突っ込んでいるんですけどね!

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