10億円の夢より大切なもの 宝くじ絶滅へのカウントダウン?
【悲報】年末ジャンボの夢、3割引きで絶賛低迷中
12月の風物詩といえば「年末ジャンボ宝くじ」の長蛇の列……でしたが、最近はどうも様子が違います。
ニュースによると、販売額はピーク時から3割も減少。1等10億円という、もはや使い道に困るほどの巨額賞金を用意しても、客足は戻らない。
「夢を買う」という魔法の言葉が、今の世の中には通用しなくなっているようです。
融資審査という名の「現実」に殴られたあの日
実は私も数年前、ある「人生の転機」で宝くじから足を洗いました。それは銀行の融資審査です。
通帳の残高を1円でも増やし、少しでも「私は堅実な人間ですよ」と銀行員にアピールしなければならない極限状態。そこで気づいてしまったのです。
「1等2,000万分の1を待つより、300円の無駄遣いを止める方が、確実に未来が変わる」という事実に。
以来、ギャンブル全般とは絶縁。期待値マイナスの世界から、コツコツ預金という確実な世界へ転生しました。
若者が「夢」を買わない、合理的な理由
取捨選択できる情報が提示された今の若者は賢いです。彼らにとって、宝くじは「夢」ではなく「情弱(情報弱者)への追加税」に見えています。
- 1等が当たる確率:$1/20,000,000$
- 還元率(テラ銭):約46%(競馬やパチンコより圧倒的に低い!)
「どうせ当たらないし、買えば買うほど損をする」という算数ができてしまう若者たち。今の30代が還暦を迎える頃には、宝くじ売り場は絶滅危惧種の保護区になっているかもしれません。
絶滅?いやいや、胴元(国)はしぶとい
「あと30年もすれば宝くじは無くなるかもね」……なんて冗談で言いたくなりますが、現実はそう甘くありません。
だって、宝くじの正体は「ノーリスクでガッツリ儲かる最強の公営システム」ですから。
販売額の約4割は地方自治体の収益、つまりは貴重な財源。これを国や自治体が簡単に手放すはずがありません。
- ネット販売の爆速化
- さらなる賞金の高額化(1等20億とか?)
- 人気コンテンツとのコラボ攻勢
手を変え品を変え、あの手この手で「欲望という名の夢」をパッケージングしてくるはずです。
まとめ:最高の「当選」は、自分の財布の中にある
確率的にあり得ない夢に3,000円を投じるか、その3,000円で美味しいランチを食べて「今」を充実させるか。
どちらを選ぶも自由ですが、融資審査を乗り越えた私の結論はひとつ。
「最強の夢は、銀行の預金残高にこそ宿る」
もし、どうしても宝くじを買いたくなったら、とりあえず300円を募金したつもりで貯金箱に入れてみてください。1ヶ月後、あなたは確実に「ハズレなしの当選者」になれるはずですよ。
不動産投資クラファンという利回り10%超のようなギャンブルには突っ込んでいるんですけどね!
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