住宅用太陽光発電の専門業者に依頼すれば提携保険への加入が比較的スムーズです。しかし、自分で部材を用意して設置だけ業者に頼む場合、保険選びは意外と複雑です。今回のブログでは、選択肢を整理してお伝えします。
太陽光設備単体での保険加入は難しい
部材を自前で用意して設置を依頼するケースでは、太陽光パネルだけを単体で補償する保険への加入は難しいのが現実です。この場合、建物としての火災保険に加入するのが基本的な流れになります。
ただし、建物の火災保険は保険料が高額になりやすく、さらに農業用倉庫が古い場合は、そもそも加入を断られるケースも少なくありません。
古い建物でも使える選択肢:JA建更むてき
建物が古くて一般の火災保険に加入できない場合、まず候補に上がるのが JA(農協)の「建更むてき」 です。補償内容はしっかりしており、一般の保険では断られるようなケースでも対応してもらいやすいのが特徴です。
コスト面での注意点: 建物次第ですが、少なくとも年間5〜10万円程度の掛け金がかかる可能性があります。「とにかくコストを抑えたい」という方には、少し重い選択肢かもしれません。
本命はNOSAI(農業共済)の建物共済・総合共済
コストを優先したい場合に強くおすすめしたいのが、NOSAI(農業共済組合)の建物共済「総合共済」 です。
JA建更むてきに補償内容が近いという印象でした。(私が知らなかっただけでJA共済より農業共済がの方が歴史があるようです。)
そして掛け金がかなり安い。正直、ちょっと引くくらい安くて、「大丈夫?間違ってない?」と担当者に問い詰めたくなるレベルです。
自宅の方も最初からこちらに加入しておけば、今頃いくら貯まっていたのか…とさえ思ってしまいます。
- ✓火災
- ✓落雷
- ✓風水害
- ✓飛散
- ✓地震
- ✗自然故障(対象外)
概ね火災・落雷・風水害・飛散・地震と、太陽光パネルを守るうえで必要な補償はしっかりカバーされています。自然故障は対象外ですが、そこは当然なので問題なしです。
JA建更むてき vs NOSAI 総合共済
JA 建更むてき
非農家でも準組合員として加入可能。古い建物にも対応しやすい。安い保険金額であっても年間5〜10万円程度の掛け金が目安。
NOSAI 建物共済・総合共済
補償内容はJA建更むてきに近いが、掛け金が格段に安い。ただし農家限定。加入条件は担当エリアの支所に要確認。
NOSAI加入の最大ハードル:農家限定
NOSAIの最も大きな加入ハードルは、農家限定という点です。
JAは非農家でも準組合員として加入できますが、NOSAI農業共済は農業者が対象。詳しい加入条件は担当エリアの支所に問い合わせるのが確実です。
加入条件は地域によって多少異なるらしいです。私の地域では「農作物を出荷・販売していればOK」という基準でした。まずは地元のNOSAI支所に相談してみてください。
まとめ: 農業用倉庫に太陽光パネルを設置する場合、農家であればNOSAIの建物共済(総合共済)が費用対効果の面で最もおすすめです。農家でない方はJA建更むてきを検討しつつ、まずは各窓口に相談してみましょう。
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