
とあるFIP転事業を開始~といった記事をみて
ふと思ったのですが
FIPが増えると再エネ賦課金は上がるのではないか?
という疑問です
事業者が儲かるからFIPにする
事業者が儲かるなら再エネ賦課金は上がるのでは?
という雑な理屈です
AIによる概要では
FIP制度は、再エネ賦課金抑制に寄与する可能性がある
FIP制度では入札による競争が促進(2025年は今のところ8.68円が安い?)
市場価格と連動したプレミア価格
***
JEPXの本日の価格帯を見ると
0時から14時ごろまで10~12円程度
夕方から値上がりし
19~20時ごろが22~24円程度
その後、深夜に向けて徐々に値下がり
***
(計算方法を調べていると用語が混ざっていて分かりづらい)
FIPの事業者側の収入って
(ざっくり)市場価格+プレミア価格で合ってますか?
ちなみにプレミア価格の計算方法は
プレミア価格=基準価格(入札価格)ー市場価格
上記がマイナスでもプレミア価格はマイナスにならない
***
この計算方法を踏まえて
JEPXの市場価格を見ると
蓄電池FIPであれば
1円2円のプレミアなんか狙わずに夕方の高い価格帯を狙いますよね?
もちろん事業者側の利益としては単純に市場化価格ではなく
アグリゲーター関係など様々な費用が発生すると思います
需要の大きい時間帯に売電することによる電力供給の安定化
といった大きなメリットもあるでしょう
ただ、ぶっちゃけこの内容だと
入札価格では売電されないわけで
再エネ賦課金が抑制されるとは思えな・・・あれ
FIPにおける再エネ賦課金が発生している原因が
プレミア部分だとすれば
蓄電池前提の発電所であれば
ほとんど発生しないのでは?
こう考えるとプレミア制度のFIPって蓄電池前提であれば
そもそもいらなくない?
***
ちなみに市場価格が低すぎて0.01円の時は
プレミア価格が支給されないと書かれている(まじで?
とすると市場価格0.01円=事業者の収入(ざっくり)となる
本日の九州地方では10:30~13:30が0.01円
長期的に出力制御が広がることを考えると
蓄電池なしのFIPはあり得ないのでは?と思う
そうすると益々、FIPは蓄電池前提となり、プレミア制度って
いらなくね? と思ってしまう
多分いろいろ間違っていると思うので
分かりやすい内容でFIP発電所ってなーに?
みたいな記事が出ると良いな
***
そもそも、あーだこーだ面倒な制度考えずに
FIT発電所に後付け蓄電池OKにすれば、
いろいろ解決できていたのでは?
・・・解決されたら困るし! そうですねー

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