試験日が近づいてきました
第二種電気工事士下期試験は、10月7日です。一か月を切り本気で試験勉強を始めないと間に合いません。試験を受ける人のために過去問解説をしたいと思います。
ネットで検索すると過去問が出てきますので、やっておくと良いと思います。問題の後に解答と解説を書いています。
平成29年上期問題1
早速、練習してみましょう。
問 図のような回路で、端子a-b間の合成抵抗[Ω]は。
イ.2.5 ロ.5 八.7.5 ニ.15
平成29年上期問題2
問 図のような交厩回略で,電源電圧204V,抵抗の両端の電圧が180V,リアクタンスの両端の電圧が96Vであるとき,負荷の力率[%]は。
イ.35 ロ.47 ハ.65 ニ.88
解答と解説
問題1 解答(イ)
解説
一見複雑そうに見える回路ですが、下図のように置き換えるとオームの法則で簡単に解くことができます。
左側の5Ω抵抗が並列接続されている部分は、二つの並列接続抵抗の合成式「和ぶんの積」で求められます。右側は、短絡されているので抵抗はゼロです。
計算を行うと下記の回路と同じことが分かります。
よって合成抵抗は、2.5Ωとなります。
問題2 解答(ニ)
解説
力率は、有効電力/皮相電力です。
下記に分かりやすく解説されています。
https://eleking.net/study/s-accircuit/sac-power.html
問題では、直列回路なので各素子に流れる電流値は同じで電圧の比を求めれば力率が出ます。
有効→180V、皮相→204Vを式に当てはめると88.2になります。
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