土地を持つということは、発電所を閉鎖した後に、売却できなければ固定資産税を払い続けなければならないということを意味します。
私はどうしても、この点が引っ掛かっていました。
というのも、後世の代に負担を残したくないと考えていたからです。
そこで、20年~25年の定期借地契約はできないかと考えました。
ただ、貸地物件を探すと、設置には広すぎる土地や、幹線沿いの賃料の高い物件しか出てきません。
また、良さそうな土地は農地で農地転用が必要なんですよね~
最初に不動産会社からもらった物件はすべて農地でした。
地目が農地のままでは設置できないので、農地転用をする必要があります。
農地とは一口にいっても、転用できたりできなかったりするようです。
HPによれば、転用できる農地もあるようですが、現実は、なかなか難しいです。
私は上記のほかにも4~5物件の農地について、転用が可能か農業委員会へ問い合わせを行いましたが、いずれも不可という回答でした。
住宅用地としての転用なら許可できますが、太陽光ではダメと言われました。
そういうこともあるのでしょうか?
宅地へ転用できるなら、太陽光の敷地用に転用できそうなのですが。
それでも、農業委員会でダメと言われてしまうとそれまでなんですよね。。。
農地を対象から外すと、物件数はガタっと減ります。
なので、なかなか見つけ出すのが困難です。
太陽光にたけた専門の不動産会社なら、なんとかしてくれそうですが、私が取組を始めた当時は、そういう不動産会社は、ほとんどいないと思います。
太陽光の設置をしてくれる業者さんに土地を探してもらうのが一番いいかもしれません。
こちらから、条件を提示し、それに見合った土地を探してもらい、見つかれば設置しますというような感じです。
コメントありがとうございます。
確かに言われてみればそうですね。
そこまでは考えていませんでした。
そのあたりは地権者さんと交渉が必要そうですね
借地借家法という法律があります。
この法律では建物付きの土地などは30年までの賃借契約が可能です。(事業用借地権)
一方、太陽光では事業用借地権ではなく、ただの借地権になります。
こちらはなんと20年までの契約となっているんです。
施工期間とFIT後の撤去期間などを考えると、借地権による賃借契約は若干穴があるとも捉えられます。
この辺を地権者さんとどうとらえるかが一つの鍵かもしれません。