10月から経産省のキャッシュレスポイント還元事業が始まりましたね。
https://cashless.go.jp/
加熱を続けるキャッシュレス決済。お得情報のまとめは有名ブロガーさんに任せるとして、今日は少し趣向を変えて「PayPay」に対応したスーパーの現場を支えるおばちゃんたちの苦悩と葛藤をお届けしたいと思います!笑
とあるスーパーにPayPay導入
知人のおばちゃんがスーパーに勤めてまして、最近PayPay対応になったそう。詳しく聞いてみると、PayPayで未払いが多発して現場は困り果ててるとのこと。なんでそんなこと起きるの?スマホのバーコードかざすだけでしょ?って思ってたら、現場オペレーション的にはかなり筋悪な決済方法「ユーザースキャン方式」というのがあるんですね。これ、店舗側には一切費用負担なく導入できるので、小さい店舗でも導入しやすく普及が進んでいる方式なんです。ただ、タダより怖いものはない、の典型かなと。タダで集客増が見込める、そこは良いのでしょうが・・・
ユーザースキャン方式とは?
これ、皆さん知ってるんですよね?こんなややこしいオペレーションを伴う方式が本当に普及してるとはびっくりなんですが・・・
引用サイト:https://maiuma.com/paypay-payment/
私は小額の電子決済はだいたいコンビニしか使わないので、お店の人にバーコード見せる決済方法「ストアスキャン方式」しか使ったことがなく、この自己申告払いの「ユーザースキャン方式」にびっくりしました。
起こるべくして起こる未払い
これ、ユーザーが仕組みをしっかり理解し、良識を持っていること、かつ、店員も献身的に対応できて、始めてムーズな決済ができる仕組みです。例えば、こんなことが起こった瞬間、破綻します。
・2段階認証をお客さんが理解していない
・店員が決済完了と勘違いをする
結果、こんな対応になっているそう。
おばちゃん「PayPayは未払い多発で困るから支払い用のバーコードは隠してるよ!言われたら出す!」
対応謳ってるのに隠すとかw
まぁでもこれが現実です。
世の中では、ペイペイのキャッシュ還元ばかりが注目され、どんどん対応店舗が増えていることが取り沙汰されてますが、どう考えても「ユーザースキャン方式」のPayPayには限界があり、ひどいサービス設計だなと感じます。普及拡大のやり方としては素晴らしいとは思いますけどね。現場のおばちゃんからしたらいい迷惑以外の何ものでもないわけです。
以上!現場からでした!
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