交流配線パターン

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一般的には、主幹(入力側遮断器)と出力側遮断器の対応は、
1対Nの関係です。
出力側遮断器とパワコンの対応がわかりやすいです。

しかし、パワコンを対応するパネル近くに配置したいなど、
バラバラに配置する場合、

配線が込み入り、複雑になりますし、径が細い交流配線が
長くなってしまう発電上の弊害が出てきます。

主幹から放射線的な交流配線

一方当社では、以前、主幹から出力側遮断器への配線を、
少しずつ分岐していく配線を採用していました。

ブレーカーからの出を2以下に抑える配線パターン

この配線の場合、交流ケーブルの総長さは短くなります。

また、パワコンを配下のパネルの近くに分散設置出来、
トラブル発生時、パワコンから対応するストリングを
見つけるのが容易になるメリットがあります。

ただし、出力遮断器とパワコンの対応がわかりにくくなる
弊害もあります。

一般的には接続箱を使うでしょうから、前者のタイプになると
思いますが、

発電上の弊害をあまり出さず、パワコンを分散配置し、
パネルとの対応を追いやすくする
という観点での配線パターンもあるという紹介でした。

参考になれば幸いです。

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