今日、久々初対面の方が多そうな会合に出ることになったので、
ネタになりそうな、野立て太陽光発電黎明期のメモを
簡単に書いてみました。
〇屋根の発電所を見て、広いし屋根のように高所でないから、
野原でやるのも有かな、と思い、屋根太陽光で有名な会社に打診
⇒基礎とか高価で無理と断られる
〇メガソーラーを見て、そんなに高価な基礎とは思えず、
やはり地面でもやれると判断し、グーグル先生にヒアリング
⇒やっているヒトを見つける
〇やっているヒトにメールでアプローチ、会うことに。
⇒そのヒトの友達の施工店を紹介してもらえる
〇やっているヒトの話の中で出てきた、パワコン製作所にも
興味があり、話を訊こうと電話連絡
⇒商流のからみで直接の話は出来ないと断られる
〇やっているヒトに紹介頂いた施工店から話を訊こうと電話連絡
⇒パワコン製作所に直接連絡するような、商流を乱すヒトとは
組めないと断られる
(商流飛ばすつもりは無く、パワコン製作の話から
故障が起きやすい場所とか故障対応方法など、
訊きたかっただけでしたが、そう思われたようです。。)
〇再度グーグル先生に、地面でやっている事例をヒアリング
⇒やっているヒトを見つける
※後でわかったことですが、
この方と先のやっている方は知人であることが判明。
世間狭いです。ヒト付き合いで不義理は止めましょう。
〇やっているヒトにメールでアプローチ、返事は来るが会おうと
するが、はぐらかされ、なかなか会えず、1年が経過するころ
発電所稼働式に呼ばれる。
⇒LOOOP社の第一号発電所の発電所稼働式。
当時のLOOOP社は社長1名社員2名
(今はすっかり大企業ですが)。
呼んでくれたヒトは、LOOOP社と技術コンサル契約を結んで、
LOOOP社社員に施工を指導していたことが判明。
コンサル料を払える度量が私に無かったので、
丁稚で工事に入ることを提案、
自分の発電所を自分で作る。それを手伝うという形態ならOK
の回答をもらい、
土地を紹介してもらい、架台の墨出し、単管のハンマー打ち
(当時は全て腕力便り)から実施。
施主でありながら、使いっぱという不思議なポジショニングでした。
今は、心強いパートナー会社様です。
【余談】
この記事を書いていて思い出しましたが、
LOOOP社の第一号発電所の発電所稼働式には、
某県の県知事が来ていて、
「地元の産業振興で、発電所をやってくれる業者を探している」
とのことでした。ここで
「私やります。土地紹介してください。銀行紹介してください」
って言えなかったところ。
LOOOP社社長から某案件について、一緒にやらない?
って誘われたときに、即答できなかったところ。
に、大きなチャンスを掴めなかった、
自身のビジネスセンスの無さを痛感します。。
その後しばらくして、関係者飲み会に行きましたが、
太陽光発電業界誌の記事の執筆者の産総研の役人さんが
数人混じっていたり、
「30kwの発電所運用中!」というキャッチを名刺に入れていて、
それが、スゴイな~って言われていた時代の話です。
参考になれば幸いです。
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