新設時の規制に留まらず、既設の設備にメスの具現化はじまる
太陽光発電先進国?の山梨県の太陽光条例
「山梨県太陽光発電施設の適正な設置
及び維持管理に関する条例」
この条例の大きな特徴は、
新設を厳しく規制するに留まらず、
既設発電所も規制の網にかける
ことですが、遂に動き始めました。
※ここでは、新設の規制については書きません。。
(県が別で出している手引きで、詳細ざっと見ましたが、
ここでは
字づら通りを、完全に解釈運用するなら
発電事業者、EPC、
そして審査する県の担当者様にとっても
(専門官に部分エスカレ出来ない体制なら、要員スペック激高、、汗)
「滅茶苦茶ヤバイ」とだけ書いておきます)
気を取り直して、
以下、既設発電所について
既設発電所の規制の網のポイント:
1-1、既存施設の届出書 の提出の義務化
1-2、既存施設の届出書 に以下の添付が必須
・位置図、事業区域図、配置図
・現況写真(標識の設置状況等が分かる写真を含む)
2、維持管理計画の作成、公表
1、既設施設の届出書:
これは新設のヤバさとは打って変わって、
現地に足を運んでいるヒトは、普通に対応できると思います。
(数多いと、それなりに面倒ですが)
現地に足を運んでいないヒトには、結構ハードかな。。
写真撮影の必要はもちろん、
図面と現地の対応すら、頭に入っていないヒト多いのでは。。
モノ(アレイ、パワコン場所)と図面の対応も。。
外注業者さんは、特需かも(汗)
2、維持管理計画
詳細項目は、発電事業者に委ねられていますが、
県発行の手引きを流用すると、
計画の策定は楽(笑)ですが、
実際の運用は、なかなかの負荷だと思います。
長くなってきて、面倒になってきたので、
読み手の皆様に優しくなくなってきたので、
維持管理計画については、後日記事ろうと思います。
参考になれば幸いです。
sun33さん
コメありがとうございます。
報告の後の動きは今のところ、よくわからないですね。
記事の中でもちらっと書きましたが、
まともにやれば、よほどの体制を組まない限り
回らない量と質の業務量が発生するはずなので。
法律の遵守は意識しながらも、
運用どうするのか、注視しています。
(特に後出しじゃんけん部分)
-図面は-
建設時の契約書に付いていたCAD図面一式を保管しています。
-低圧分割-
我が家は、6基ですが、図面は6基分製本されています。
-写真-
国からの指定で4面からの写真を取りました。
・塀の高さ150cm巻き尺を重ねて撮影
・標識の有無と指定サイズの撮影
・小さい日付けを書いた看板を付けて工事現場風に撮影
国が指定する方法で提出した報告書が我が家にあります。県もこれに準じて法律を作っていると思います。
後だしジャンケンで変わった事項については、工事し直しする必要がありそうです。
150cm以上無い場合は、塀工事の追加工事が発生
sun33さん
コメありがとうございます。
既設施設の届出書については、
〇条例が求める基準の図面が無い場合の図面起しが面倒
〇当時合法だった低圧分割の場合の図面の書き方、
撮影写真の撮り方をどうするか
が引っ掛かる気がします。
(私も、後者は多分これで良いのではのレベル)
提出前に訊いてみようと思っています。
日頃からキチット対応している皆様にとっては、何も怖がる事はないと思います。当たり前の事を当たり前にやるだけですから。