レジ袋有料化施策
これ、目的は何でしょうか。確か、
〇プラスチックはゴミ処理が大変
〇プラスチックは自然分解困難で環境汚染を起こす
⇒プラスチックゴミを減らしましょう
ということだったと思います。
確かに、
〇レジ袋を有料化すれば、レジ袋の使用量は減るでしょう
〇レジ袋の使用量が減れば、プラスチックゴミも減るでしょう。
ですが、よって「レジ袋を有料化しないといけない」
というのはいささか乱暴な思考な気がするのは私だけでしょうか。
ちょっと考えるだけで、
〇プラスチックゴミの要素のうち、なぜレジ袋だけが選ばれるのか。
(例えば、海岸のプラゴミって、ペットボトルのほうが、
遥かに多いような、、)
〇レジ袋を有料化しても、袋のニーズをどうにかしないと
使用量は減っても、安く環境負荷の高い袋を代わりに
使うことになるのでは。
(激安だけど、燃やしたら有毒ガスが出るような袋が
出回るのでは、、)
とか出てきます。
「打ち手検討には、代替手段出しと、副作用も考慮した
優先順位付けが必要」
なのに
「やったほうが良いことなのでやろうよ」
だけで、異論を言いにくい雰囲気を作って、それが通ってしまいそうな
状況に違和感と危機感を覚えます。
あと、これは全く別の観点ですが、
昨日、買い物時につぶさに見ていましたが、
マイバックで、レジオペレーションの効率、凄く下がっています。
店のレジ袋使用時
:物を手に取る⇒POS読み込み⇒慣れた袋に袋詰⇒会計
マイバック使用時
パターン1
:物を手に取る⇒POS読み込み⇒机上に置く⇒会計
⇒袋詰め技量の低い客が袋詰め
パターン2
:物を手に取る⇒POS読み込み⇒机上に置く⇒会計
⇒袋を店員に渡す⇒慣れない袋に袋詰め
社会的な生産性も下がってますね。。
個人的には、
〇プラスチックゴミを減らすという目的に沿った動きを
キチンとするのであれば、
プラスチックの種類毎の比率算出と代替手段の検討
〇レジ袋削減に特化するのであれば、
環境負荷の低いレジ袋にチェンジ
が進む方向だと思うのですが、、
たまたまレジ袋をテーマにしてしまいましたが、
「打ち手検討には、代替手段出しと、副作用も考慮した
優先順位付けが必要」
というのは、太陽光の工程や資材の変更、検討も含めて、同じ話ですよね。
〇額が大きいところ
〇期間がかかるところ
〇ミスが多いところ
が改善効果が高そうなところ(≒優先順位が高いところ)で、
〇複数案を出して比較検討、その中で、
代えた場合の副作用も考慮する
ことになるかと思います。
長くなりましたが、
参考になれば幸いです。
まなSUN
コメありがとうございます。
ホント茶番ですよね。
むしろ、買うという行為が
安いものを選択するに繋がり、
ダイオキシン満載の製品がかえって増えるのでは、、と思っています。
これがまかり通ってしまうのが不思議です。
hamasakiさん
コメありがとうございます。
使い捨てストロー、確かに謎ですね。。
「やらないよりはやったほうが良い」
だけの根拠で、優先順位の検討がなされない進め方が
まかり通ってしまうことが多く、
愚民化しているのでは、、と危惧しています。
うちはゴミの分別にスーパーの袋を再利用してます。
これからは袋が貰えないのなら買うしかありません。
=うちからの排出量は変わらないのでは?って感じです。
なんて茶番(ノД`)
一番謎なのが使い捨てストローです。
あれを無くしてもマイクロプラスチックはほとんど解決しないと思います。