不具合事例の代表例を紹介します。
1.腐食によるハンダの剥落
2.結線部分の破損(アークフォルトの危険性)
3.落ち葉による発電量低下
4.雑草による発電量低下
5.ホットスポット
6.バイパスダイオードの発熱
特に2番については注意が必要です。
太陽光発電での発電は直流なので非常に危険だということです。
また、設置者からすると3や4のような発電量がシュミレーションより落ちる事態も不具合と認識すべき。
ちなみにA4のダンボールをパネルの真ん中に乗せると、発電量は48%もダウンしてしまうそうです。
5番は鳥の糞が代表例ですね。
抵抗値が高くなってしまいホットスポットが生じ、不具合へ繋がります。
最後に6番です。
バイパスダイオードは、一時期的に使用することを前提に作られています。
常に影になってしまうようなケースは、常にバイパスダイオードを使用することになり、一時使用の前提が崩れてしまいます。
となると、想定以上の熱をもってしまい(500℃にも達するそうです)不具合へと繋がっていきます。
影が出来てもバイパスダイオード機能があるから大丈夫と認識していましたが、一時期的に影が掛かるものと常に影がかかるものは区別して考えないといけないんだと認識させられました。
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