雪氷冷熱とバイオマス発電を利用し、再エネ100%を目指すコンテナデータセンターの記事が日経クロステックに掲載されました。
引用先:https://tech.nikkeibp.co.jp/dm/atcl/news/16/012911918/?i_cid=nbpnxt_reco
コンテナデータセンターという言葉を初めて聞きましたが、画像を見ると輸送用コンテナを利用した施設のようですね。郊外型のレンタルスペースに輸送用コンテナを利用したものを見かけますが、コストが安く済むのかな。
データセンターの用途は、仮想通貨のマイニングとあります。そういえば、最近は取引所のテレビCを見かけなくなりましたが、一時期のブームは去ったのでしょうか。新電力が仮想通貨事業に参入というのもありましたね。(新電力、マイニング事業参入)
河川水と雪を利用した空調設備と農作物残渣から抽出した油を利用したバイオマス発電で、再エネ100%を目指しているとのこと。高速演算を行うコンピュータは大量の熱を発生しますから、寒くて雪が多いところに施設を設置するというのは、良いアイデアですね。
データセンターというと地震災害などを想定して沖縄などの島嶼に設置されるイメージがありますが、仮想通貨のマイニングなので、コンピュータの能力発揮を優先したのかもしれませんね。
システム構成図を見ると水耕栽培、養殖という項目が描かれています。排熱をも利用して無駄なく収益を上げようというのもスゴイです。
これからの再エネは、何かにプラスアルファという形を取っていくのが、スペースの有効利用になり、良いと考えています。
前述のコンテナレンタルスペースの屋根に太陽光設備を載せ、防犯設備の電源として使いつつ、余剰で電力を売るなんて、どうでしょう?これなら市街地でもオーケーな気がします。
まあ、そういう土地を持っていればの話ですが・・(泣)
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