発電所を遠隔監視装置でモニタリングしているヒトの
多くはピンとくると思いますが、
発電所全体が出力ゼロになっている場合は、
「キチンと発電しているのに、
遠隔監視装置やSIM等の回線トラブルで出力がゼロになっている」
ことが案外多いです。
しかしながら、今回は、
ほぼ確実に、電源側トラブルで、原因は主幹ブレーカー
と当たりをつけて動きました。
理由は、凄くシンプルです。
理由1、「モニタリングシステム側で、
複数パワコンに亘って、系統側でエラーが出ていた」
理由2、「子ブレーカーが全断することは考えずらい
(この発電所は主幹+子ブレーカー4個+パワコン4台構成)
からです。
「複数発電所を、同一通信ネットワークで監視していて、
他の発電所からの発電量は正常に上がっていた」
というのもあります。
ただそれでも、発電所構内配線断では無い
という切り分けが出来たのは、
モニタリングシステムの、
系統側エラーが複数パワコンで出ていたからです。
また通信トラブルかあ、と経験からの脊髄反射推定ではなく、
(私は、結構これをやりがち、、)
まずは、予断無く、判断する必要性を実感しました。
参考になれば幸いです。
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