ミカンの消毒作業をしに、淡路島に移動中の話

新幹線に乗って、とりあえず時間があるので、
発電所の動作チェックでもしようって思い、
新幹線内で発電状況見ていたら、、

「太陽光発電システムの現在の状態」欄に
でっかい赤×表記
プラス、”〇台のパワコンでエラー”　
を見つけました。。

これ、見慣れた（見慣れたってのもどうかと思いますが）
パワコン１台落ちエラー表記ではなく、、、

主幹落ち・・

デッキに移動し、脊髄反射で現地の近所に住んでいる
パートナーさんに電話

「主幹落ちてると思うから、感電しない恰好でまずは見て
　電話ください」

トラブル発生時に、すぐ駆け付けしてもらえるこの体制、
自画自賛ですが、ホント素晴らしいと思っています。

防草シート代を、体制構築のための草刈り外注費に回し、
発電所近隣に雇用を創ると共に、

草刈りで配線を切らないよう、配線を単管で保護している

から組めている体制です。

パートナーさんが現地に着くまで、発電所の動作チェックを
続けたところ、

パートナーさんが駆け付けに向かった発電所の、
隣接の発電所※でも、同じエラー、、
（※当時は低圧分割okだったので）

大規模トラブルの可能性が浮上し、一気に緊張が高まります。
大慌てで電話、、

「大きい電気トラブルの可能性があるので、不測の感電をしないよう、
　くれぐれも長袖長ズボン、靴も気を付けてください。
　ヘルメットしてください。
　現地に着いたら、触らずに、まずは、電話ください」

（到着時電話をもらって、以降、何が起きるかわからないので、
　電話は繋げっぱなしで）

「まずは触らずに、遠目にブレーカーの状況だけ見れますか」
　（２つの発電所共、主幹ブレーカーのみトリップ、
　　子ブレーカーに異常無の連絡に、
　　大規模電気トラブルの可能性が下がり、いくぶん安堵しながら）

「パワコンの前面パネルにエラーあるか、触らずに、見てください」
　（全台、エラー無の状況に、さらに安堵しながら）

「全台、子ブレーカー落としてから、本体も落としてください」

以降、全台、全ブレーカー、落とした状態にしてから、
主幹を投入し、１台１台立ち上げていき、
無事復旧出来ました。

トラブル発生から、完全復旧まで４時間半
機会損失額は、概算２プラントで
２３０kwh×３６円/kwh≒８３００円
（２３０kwhは主幹が飛ばなかった、
　更に隣地の発電所の発電波形から推定）

高級ウナギが食べられる金額で、残念ですが、
事故無で、比較的早期復旧出来ましたし、良しとしましょう。

新幹線に乗らない、通常の日でしたら、
気づくのが夜になり、
翌朝からの対応スタートで、
この倍は機会損失してましたからね。

ただ、主幹落ちの時、それほど雨は強かったわけでは無いらしく、
再発が気にかかるところですが。

とりあえずは、様子見です。

参考になれば幸いです。

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